『スカーレットネクサス』のディレクター、自分のゲームを“2000日間セルフ推し活”し続ける。誰よりも強火ファン、売上も伸びて200万本突破

『スカーレットネクサス』の売上が累計200万本を突破。ディレクター穴吹健児氏が続けてきた“セルフ推し活”の2000日目達成とともに報告された。

SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)』の公式Xアカウントは6月2日、同作の売上が累計200万本を突破したことを発表した。同作のディレクター穴吹健児氏は2020年末から本作のスクリーンショットを交えたXポストをほぼ毎日続けるという企画をおこなっており、2000日目の投稿にあわせて大台達成が報告されたかたち。

『SCARLET NEXUS』は、ブレインパンク・アクションRPGと銘打たれた作品だ。本作の舞台は、脳科学と脳力が発展し、脳力を基盤に大規模なネットワークが構築された世界。人類は、脳を食らう異形の生命体「怪異」の驚異にさらされていた。人類は怪異に対抗するべく怪異討伐軍を結成。並外れた能力者たちの力を用いて、長年人類の生活を守っていた。

本作の主人公となるのは、怪異討伐軍の新人隊員である主人公ユイトとカサネだ。共に念力を扱う2人は、それぞれ電柱を振り回したり、バスを動かして敵を轢き殺したり、フィールド上のオブジェクトを活かして怪異を倒すことが可能。さらに個性豊かな仲間たちはそれぞれ超高速、透明化といった超脳力をもち、派手なアクションバトルが展開される点が特徴だ。

本作は、『テイルズ オブ』シリーズを手がけてきた穴吹健児氏がディレクターを務め、2021年6月にリリース。同年9月にはXbox/PC Game Pass加入者向けにも提供開始された(2022年末をもって提供終了)。2022年4月には世界累計出荷・DL販売本数が100万本を突破し、Xbox/PC Game Passを含む累計プレイヤー数が200万人を突破したことが報告されていた。

今回はそんな本作の世界累計出荷・DL販売本数が200万本を突破したことが報告された。世界観やキャラクター、アクション面で好評を得ている作品であり、じわじわと売上を伸ばしてきたことがうかがえる。

なおそうしたロングヒットの裏では、穴吹氏の地道な活動が一役買っているかもしれない。というのも同氏は2020年12月11日に、『SCARLET NEXUS』のスクリーンショットを同日から発売日まで毎日投稿すると宣言。その言葉どおり、Steam版の発売日となる2021年6月25日まできっちりとスクリーンショットの投稿を続けていた。当時発売前だった本作の、さまざまな場所・キャラクターが撮影された多種多様なスクリーンショットをチェックできる投稿企画となっていた。

さらに同氏は、200日目まで毎日投稿を続けると表明。2021年6月28日にラストの投稿を終えて、毎日投稿企画は完結したものと思われていた。

ところが6月30日、「やっぱりもうちょっと続けます(笑)」としつつ201日目の投稿がおこなわれることに。同氏は毎日更新は難しいとしつつも大きく期間を空けることなく、その後もさらなる延長を挟みながら結果的に2000日目となる本日までスクリーンショットの投稿を続けてきた。“もうちょっと”ではすまない延長ぶりだ。

また投稿には、それぞれ異なるスクリーンショットが添付。合計2000枚……と思いきやキャラクターの誕生日には複数枚のスクリーンショットが添付されることもあったため、その総数は2000枚を超えているだろう。街中やアジトでキャラの日常を撮影したようなものから、キャラに被り物をさせたり、ポージングをさせたりとアイデア豊かな作品が投じられてきた。もはや一プレイヤーでは太刀打ちできないほどの作品愛をにじませる開発者の投稿企画としてちょっとした名物になってきたといえる。

穴吹氏の熱量に、持ち味である作中のキャラクター・町並みのアートデザインが細やかに紹介されてきたスクリーンショットも相まって、一連の投稿が売上を後押しした可能性もあるだろう。ちなみに同氏は2023年9月6日の1000日目の投稿の際に「開発者人生を懸け、いつか続編を作れるように精進します!」とコメントしていた。2000日間、『SCARLET NEXUS』というIPの灯を守り続けてきた穴吹氏の投稿企画。今後どこまで継続していくのか、注目したい。

SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに配信中。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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