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“100京個のブロック”をみんなで掘るMMOクリッカー、試作版が無料公開中。1辺1000kmの立方体をぽちぽち掘削、終わりなど見えないバーチャル荒行
ゲーム開発者azazeo氏は、MMOクリッカー『Quintillion cubes to remove(除去すべき立方体は100京個)』の試作版をブラウザにて無料公開した。

インディーゲーム開発者azazeo氏は、MMOクリッカー『Quintillion cubes to remove(除去すべき立方体は100京個)』の試作版をブラウザにて無料公開した。Redditにて実証実験として公開され、あまりにも途方もない数値が注目を集めている。
『Quintillion cubes to remove』は、虚空に浮かぶ超巨大な立方体の上を移動しながら掘削するMMOクリッカーゲームだ。立方体は多数のブロックで構成されており、その総数は100京個。1辺100万個 のブロック1つのサイズが1mであるため、立方体の1辺は1000kmに相当する。この広大な空間で他プレイヤーとともにひたすら掘削していくこととなる。なお、本作のゲームタイトルは未定であり、本稿ではRedditのスレッドタイトルを仮称として紹介させていただく。

ゲームプレイは、一人称視点で広大な空間を自由に移動しながら、目の前のブロックを左クリックで掘削していく。クリック長押しでも掘削可能だ。スペースキーでジャンプすることもでき、『マインクラフト』に近い操作と言えるだろう。また、本作では1000kmにおよぶ地中に落下するとジャンプで戻るのが困難になるため、ダブルスペースキーでホバー(飛行)することもできる。ホバー中はスペースキーで上昇、SHIFTキーで下降し、地表+20mに見えない天井がある以外は自由に飛行可能となっている。
ワールドのほとんどはグレーのブロックで構成されている中で、色付きのブロックも存在。たとえば、青や緑のブロックを破壊するとリソースを入手でき、赤いブロックを破壊すると広範囲を吹き飛ばす爆発が発生。連鎖爆破することもあるため、見た目以上にサクサクと爽快に掘り進めることができる。


また、獲得したリソースを消費して3つのギアを購入および強化可能。ギアは右クリックで使用でき、「BLAST DIG」は目の前で爆破、「SPEED」は移動速度アップ、「LASER DRILL」は目の前を細長く掘ることができる。これらの使用にもリソースを消費するものの、消費した以上にリソースを入手することも多いため、惜しまず使えるだろう。なお、ギアはESCキーでマウスモードにして購入および強化、1/2/3キーで切り替え可能だ。
そのほか、破壊によってテレポートを入手すれば、他プレイヤーをクリックするかTキーで座標を入力してテレポート。ビーコンを入手すれば、Rキーでリソースを消費して近くの宝物を示す矢印が一定時間表示される。ちなみに、テレポートで座標[0 0 0]などを入力し、立方体の端から落ちると自動的に立方体表面が下になるような重力変更がおこなわれる。開発者azazeo氏の投稿では、約5分間落下しても巨大立方体の底が抜けない様子が確認できる。
本作は現在1つのワールドがブラウザで公開中。アクセスしてプレイヤーネームを入力するとプレイできる。未入力の場合は自動的にプレイヤーネームが設定される。ブラウザを閉じても、同じ名前でリソースなどの進行状況を引き継いでプレイすることが可能だ。また、ワールドには現在のメモリが大きく表示され、掘削状況によって100%から減り続けて、0%になるとワールドがリセットされる仕組みのようだ。
本作は7月27日にRedditに投稿され、本稿執筆時点で約3500のUpvoteを獲得するほど注目を集めている。多くのユーザーからは、2012年にモバイル向けに配信された実験作『Curiosity – What’s Inside the Cube? 』を想起させるという声が見受けられる。同作は数十億個のブロックをタップして掘削するMMOゲームであり、わずか1か月で300万人がプレイし、約6か月後には全てのブロックが掘削されて配信終了している。同作は俯瞰視点で拡縮しながら掘削する形式だったのに対して、本作は一人称視点でプレイヤー自身が移動しながら掘削できる点が特徴。また100京個という途方もないスケールのブロックを掘削するMMOが実現可能なのかという点で興味をひいているようだ。
なお、開発者azazeo氏によれば、本作はパフォーマンスを検証する試作版であり、今後の計画は何も決まってないそうだ。100京個という数字についても、精度上の問題なく実装できた最大数であったとのこと。一度に4000個のブロックを除去する爆発や、600万個のブロックが除去された空間も問題なくレンダリングでき、パフォーマンスには満足しているようだ。とはいえ、この4日間で複数回のアップデートが実施され、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れる姿勢もみせている。今後の展開に注目されるところだろう。
『Quintillion cubes to remove』はブラウザにて試作版が無料公開中だ。
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