「240×160の画面」で描くファンタジーRPG『魔導のブローシュア』Steamにてお披露目。“GBA風”の懐かしグラフィックで包んだ、ドット絵魔導ターン制バトル

個人開発者のぜのぺ氏は5月29日、『魔導のブローシュア』のSteamストアページを公開した。

個人開発者のぜのぺ氏は5月29日、『魔導のブローシュア』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。ストアページ上では、あらすじや概要なども公開されている。

『魔導のブローシュア』は、少女が里で起こる大事件を通して秘密を知っていく、GBAリスペクトな2DファンタジーRPGである。本作の世界には、エーテルと呼ばれる不思議な物質が大気中に存在し、破壊の化身であるマモノがエーテルを喰らって暴走する世界。ヒトは、エーテルを力に変えてマモノを討つ魔導を生み出し、戦い続けていた。

メインキャラクターのアニーは、都市から離れた里ユムレースで生まれ育った少女だ。マモノを遠ざける魔導結界が綻び、被害が増え始めた頃、アニーは里の中で起こる出来事などを通して、自分のルーツや里の秘密に迫っていく。山と森に囲まれた里ユムレースのすべてを巻き込む大事件と、魔導を使えなかった少女の心温まるストーリーが繰り広げられる。

アニーの物語は、ターン制のバトルなどによって描かれる。本作のバトルでは、攻撃範囲と行動順が紐づいているのだという。ストアページによると、範囲攻撃が行動表示の上でおこなわれる。順番を変える技での回避や押し込みができるとされており、行動順の並びを対象に範囲攻撃が実行されるのだろう。QTEなど反応速度が要求されるような要素はなく、選択が重要なターン制バトルになっているようだ。

また本作では、アビリティはHPを代償に装備する。バトル以外に、探索でもキャラクターの強化が可能。マップ上のイベントなどを通して、HPの強化やアビリティの取得などができるようだ。システム面では、本作ではマモノを追い払うとでてくるもふもふのうさぎでセーブ。ランダムエンカウントは存在せず、すべてイベントバトルとなっており、一度戦った敵とはいつでも再戦できる。特徴的なバトルシステムやイベントを通した強化システムなどによって、ファンタジー世界の大事件が展開されていくのだろう。

本作は、個人開発者のぜのぺ氏が手がけている。過去作としては『「正」から外れると死ぬダンジョン 』『密着ブロックパズル 』『ミニチュアナイツ 』などを、Unity1週間ゲームジャムの参加作品として公開してきた。

本作『魔導のブローシュア』については、同氏のX(旧Twitter)アカウントを見る限り、2021年頃から開発が続けられてきたようだ。ストアページによると、本作ではゲームボーイアドバンス(GBA)をリスペクト。GBAの解像度と同じ240×160のピクセルアートで、ファンタジー世界の情景が描かれているという。ポストによれば、マップのドットは資料や絵本のページを歩くようなイメージを目指しているといい、GBA風のドットも本作の特徴の一つとなるのだろう。

『魔導のブローシュア』は、PC(Steam)向けに開発中だ。また本作は、6月7日に札幌で開催予定のインディーゲーム展示イベント「SAPPORO GAME ODYSSEY」へ出展予定。会場ではデモ版が遊べるそうだ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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