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Nintendo Switch 2の「ゲームチャット」、なんと使うとカプコンのRE ENGINE製ゲームは軽くなる。『プラグマタ』などでfps向上との検証報告
カプコンのNintendo Switch 2向け一部タイトルについて、「ゲームチャット」機能を利用しながらプレイするとフレームレートが上昇するようだ。

カプコンのNintendo Switch 2向け一部タイトルについて、「ゲームチャット」機能を利用しながらプレイするとフレームレートが上昇するようだ。海外メディアDigital Foundryなどが報じている。
ゲームチャットは、Nintendo Switch 2で利用できるNintendo Switch Online加入者向けの機能だ。フレンドと音声・ビデオ通話をしたり、プレイ中のゲーム画面を共有したり、おすそわけ通信で一緒にゲームをプレイしたりできる。

海外メディアDigital Foundryによると、任天堂はNintendo Switch 2の参入メーカーに対し、ゲームチャットを利用するとゲームのパフォーマンスに問題を引き起こす可能性があると案内しているという。ゲームチャット向けに、システムのリソースを一部割くことになるからだろう。
実際同メディアがサイコロジカルホラーゲーム『Layers of Fear: The Final Masterpiece Edition』で検証したところ、あるシーンでは通常は53fpsで、ゲームチャットを起動すると49fpsになったそうだ。約7.5%の低下である。同メディアは、ゲームチャットのコストはそれなりに高いようだと指摘している。

ただ、カプコンの一部タイトルでは、逆にフレームレートが上昇する場合があるという。たとえばSFアクションアドベンチャーゲーム『PRAGMATA』(体験版)での検証では、あるシーンでは通常は53fpsのところ、ゲームチャットを起動するとなんと60fpsまで上昇している。
なおゲームチャットでは、チャットメンバーが映る画面の大きさを2段階から選べるほか、ゲーム画面を全画面表示にすることも可能。この設定によってフレームレートは変化するそうで、上述の60fpsは標準設定の場合だ。そしてチャット画面を小さくした場合は58fpsまで上昇、ゲーム画面を全画面表示すると46fpsへ低下したとのこと。

つまり、ゲーム画面を小さく表示するほどパフォーマンスがより向上し、全画面表示の場合はセオリーどおり低下した結果である。同様の傾向は、和風戦略アクションゲーム『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』でも確認できたそうで、使用されたカプコンの内製ゲームエンジン「RE ENGINE」の特性だろうとDigital Foundryは指摘している。
同メディアによると、RE ENGINE製タイトルではウィンドウサイズに基づいてレンダリングするという、Nintendo Switch 2向けとしては珍しい挙動をしているという。『PRAGMATA』の場合は、通常540pでレンダリングされるところ、ゲームチャット利用時には最低360pになるとのこと。ほかのタイトルではOS側でスケーリングされるだけのところ、RE ENGINE製タイトルではゲーム画面が小さく表示された場合は、それに合わせて内部解像度も低く抑えられ、結果として負荷が減りパフォーマンスが向上したということだそうだ。
Digital Foundryはこの現象について、RE ENGINEの仕様の知られざる一面が垣間見えて興味深いとコメント。また、RE ENGINE製タイトル限定ではあるが、Nintendo Switch 2のパフォーマンス向上ハックになるだろうとした。もっとも、フレームレートが上昇しても、ゲーム画面の大きさも解像度も低下するため、実用性に関しては疑問を投げかけている。
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