『ファイナルファンタジーXIV』の“ソロ攻略困難ボス”を、「ソロで2人プレイ」で倒した猛者現る。自爆して、ちょうどよく起きれば乗り切れる

『ファイナルファンタジーXIV』にて、「ウォーリア・オブ・ライト討滅戦」を“一人で”突破したというプレイヤーが登場し、話題となっている。

スクウェア・エニックスが開発/運営する『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FF14)について、仕様上ソロでの突破が困難な「ウォーリア・オブ・ライト討滅戦」を“一人で”突破したというプレイヤーが登場し、話題となっている。PC Gamerが報じている。

「ウォーリア・オブ・ライト討滅戦」は拡張パッケージ「漆黒のヴィランズ」のメジャーアップデート「クリスタルの残光(パッチ5.3)」にて追加された討滅戦だ。メインストーリー中に挑むこととなるボスバトルで、内容は『FF14』のボスバトルの定番をおさえたオーソドックスなものだ。円形やドーナツ型の範囲攻撃や頭割り攻撃が主体の攻撃を、予兆を見て回避しては、自身も攻撃を繰り出していく。高難易度版である「極」とは異なり、戦闘がそれほど得意でないプレイヤーもストーリーを進めやすく作られた難易度だ。しかし、これは推奨人数である8人で挑めば、の話である。

ウォーリア・オブ・ライトは戦闘の前後半が切り替わるタイミングで、履行技のアルティメット・クロスオーバーを発動する。これはウォーリア・オブ・ライトがリミットブレイク技を放ってくるものだが、プレイヤーがそのまま受けると即死してしまうギミック攻撃だ。対抗するにはプレイヤー側はタンクロールのジョブでレベル3のリミットブレイクを発動し、対抗する必要がある。しかし、レベル3のリミットブレイクは、そもそもパーティーメンバーが8人揃っていないとゲージすら現れない。アルティメット・クロスオーバーに正面から抗うには、8人での攻略がほぼ必須となっているわけだ。

しかし、これを“一人で”攻略したユーザーが登場した。攻略に成功したユーザーはRath Games氏。Rath Games氏は3年ほど前から『FF14』のメインストーリークエストをソロでプレイしており、クエスト報酬の装備も使わず、同氏が個人のプレイで準備出来たもののみを用いてコンテンツに挑戦している。つまり、すべて“自力”での攻略を目指している、というわけだ。ただストーリー進行としてアライアンスレイドへの参加が必須となるクリスタルタワーなど、システム上一人での突破が難しいものについては、例外的にソロチャレンジに挑戦している同志を集めるなどしてソロ以外の挑戦もおこなっている。

先述の通り、「ウォーリア・オブ・ライト討滅戦」は即死ギミック攻撃が存在するため、ソロでの突破が難しい。そこでRath Games氏が取った手段は、“一人二役”だった。2キャラクターを同時に操作し、擬似的な2人プレイでボスを倒そうという計画である。

採用されたのは青魔道士と賢者の2ジョブ。特殊なスキルを多く取り揃えており、通常のマッチングに参加できない「リミテッドジョブ」である青魔道士だが、今回のような攻略にはうってつけの存在だ。DPSやヒーラーでは1人で耐えられない攻撃でも、自身への攻撃は強力な防御バフによって軽減し、相方の賢者が戦闘不能になっても蘇生が可能。さらに火力も高く、HP回復もできる。

そして、肝心の即死攻撃であるアルティメット・クロスオーバーへの対策も万全だ。本作では蘇生効果を受けた直後は一定時間無敵状態となっており、攻撃を回避することができる。攻撃の前にわざと戦闘不能状態になっておき、タイミングを見計らって蘇生を受け、この無敵時間をアルティメット・クロスオーバーの発動に合わせることで、即死ギミックを力業で乗り切ろうとする狙いだ。

今回の「ウォーリア・オブ・ライト討滅戦」では、Rath Games氏はこの2キャラを用い、Altキー+Tabキーによるウィンドウ切り換えを駆使。タイミングを見計らい、青魔道士の「自爆」を発動し、自主的に戦闘不能に。そしてアルティメット・クロスオーバー発動にあわせ賢者による蘇生を青魔道士に使うことで、蘇生後の無敵時間を利用して無理やり乗り切るわけだ。

とはいえ、その戦いも楽な道程とは言えず、5月25日に初戦に挑むと、LB4、つまりアルティメット・クロスオーバー自体は突破できたもののその後の戦闘で敗北。そして攻略のべ3日目となった6月2日に、ウォーリア・オブ・ライトが膝をついているスクリーンショットとともに、「It’s finally over.(ついに終わった)」と勝利宣言。YouTubeにアップロードされたウォーリア・オブ・ライト戦の記録では、ウォーリア・オブ・ライトを撃破した瞬間、Rath Games氏の狂喜する声も聞こえ、同氏が攻略に賭けた時間や想いの大きさがうかがえる。

ゲームにおいてはさまざまなタイトルで一風変わった遊び方や“縛り”などを設けて挑むプレイヤーが見られる。今回は仕様上ソロでの突破が困難と目されていたボスに対し、「一人二役」という力業での突破が話題となっているかたち。ちなみにRath Games氏は『FF14』の“自力ソロ”攻略のほか、Modによって50倍速で時が流れていく『Stardew Valley』にも挑戦しているようだ。タイトルを問わず個性的なチャレンジをさまざまおこなっており、興味のある人は同氏のYouTubeチャンネルをチェックしておくといいだろう。

ファイナルファンタジーXIV』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中。Nintendo Switch 2版が2026年8月頃に発売予定だ。

© SQUARE ENIX

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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