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Steam人気PvE脱出シューター『ZERO Sievert』大型アプデで新ボスや保管コンテナなど新要素たっぷり。続編も出るけど、1作目もまだまだ拡張予定
Modern Wolfは6月5日、PvE脱出シューター『ZERO Sievert』に向けて大型アップデート「The Phantom Update」を配信した。

パブリッシャーのModern Wolfは6月5日、CABO Studioが手がけるPvE脱出シューター『ZERO Sievert』に向けて大型アップデート「The Phantom Update」を配信した。新規ボスの追加や保管庫(ストレージ)の改善など、多数の新要素および機能改善が実装されている。また、アップデートに先駆けて公開された公式インタビューでは、開発者が先日発表された続編『ZERO Sievert 2』の開発と並行して、初代『ZERO Sievert』へのコンテンツ追加を今後も続ける方針を明かしている。
『ZERO Sievert』は2024年10月に正式リリースされた、2Dで描かれる見下ろし型の脱出シューターゲームだ。舞台となるのは、ポストアポカリプス世界の東ヨーロッパ。プレイヤーは生存者たちの拠点であるバンカー「ZERO Sievert」を拠点に、危険な荒野へと繰り出していく。生き延びるためには、酒場の店主をはじめとする住民や、バンカー内外の勢力から仕事を請け負い、物資の回収や戦闘をこなしながら拠点へ帰還しなければならない。

本作はPvE専用の脱出シューターゲームだ。『Escape from Tarkov』に代表される脱出シューター作品では、ほかのプレイヤーとの戦闘を含むPvP要素が主軸となることが多い。一方、『ZERO Sievert』では敵AIとの戦闘や探索に特化しており、ソロプレイ向けの体験が重視されている点が特徴だ。
拠点となるバンカーは資材を投入することで機能を拡張できる。保管庫のストレージ容量や所持重量の上限が増加するほか、定期的に物資を獲得できる施設なども建設可能だ。物資を持ち帰ってバンカー内の個人スペースを発展させることで利便性が向上し、新たな機能も解禁されていく。また、プレイヤーはレベルアップによって特殊能力の取得が可能。さらに、使用した銃器に応じてスキル経験値が蓄積され、特定の武器種での戦闘を有利に進められる。

武器のカスタマイズ要素も多様だ。サプレッサーやスコープはもちろん、マガジンにストック、ハンドガードやバレル、レーザーサイトにライトなど、多数のパーツを交換可能。プレイスタイルや運用目的に応じて、自分好みの銃器を組み上げられる。
さらに本作の大きな特徴として、銃弾の種類の豊富さが挙げられる。『ZERO Sievert』の敵NPCは防弾アーマーを着込んでいるため、それを貫通できる弾薬と適切な銃を用意する必要がある。基本的には、強いNPCは着ているアーマーや所持している銃も強力なため、各地に存在するボスNPCの持つアイテムは、そのエリアを訪れる理由となっている。

『ZERO Sievert』は2022年11月に早期アクセスを開始。それから約2年後の2024年10月に正式リリースされた。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で1万3000件以上のレビューを集め、うち84%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得。本作はPvE専用の脱出シューターであり、自分のペースでプレイできる点や、緊張感のある探索・物資回収要素、充実した育成およびカスタマイズ要素などが持ち味となっている。一方、終盤は成長要素が出揃うことで目的を見失いやすいといった意見や、UIの視認性、細かな不具合を指摘する声も散見され、最近のユーザーレビューは「賛否両論」となっている。
そんな本作に向け、6月5日に大型アップデート「The Phantom Update」が配信された。本アップデートの目玉として、沼地エリアに新たな人型の徘徊ボス“Phantom”が追加されている。以前の大型アップデート「The Rotking Update」では沼地の下水道にネズミのボスが実装されていたが、ほかの地域のような人型ボスは存在しなかった。今回の“Phantom” の追加は、プレイヤーが沼地を訪れる新たな理由の一つになりそうだ。

また、拠点におけるストレージ機能も改善されている。本作では拠点機能の拡張などのために必要な資材が多く、それらを保管しているだけでストレージが圧迫されがちだった。今回のアップデートでは、資材を種類ごとにまとめて収納できる保管コンテナが実装。細々と散らばっていた資材がすっきりとまとめられる。そのほか、バンカー内で音楽を流せるなどのアップデートが行われている。詳細はパッチノートを確認して欲しい。
『ZERO Sievert』シリーズについては今年5月に、Underdogが手がける『ZERO Sievert 2』が発表されていた(関連記事)。新作の開発に伴い初代作品のサポート継続が注目されるなか、5月23日には公式Youtubeチャンネルにて開発者インタビュー動画が公開された。
同インタビューにて、『ZERO Sievert』の開発者であるCarbo氏は、自身も『ZERO Sievert 2』の開発に関わっていることを認めつつ、「『ZERO Sievert 2』は主にUnderdogが開発しており、私は同スタジオから支援を受けつつ『ZERO Sievert』の開発を続ける」と説明。さらに、「シリーズ2作品の関係性が、どちらかを置き換えるものになるのか」という問いに関して、UnderdogのディレクターであるPepo氏は「両作品は完全に共存するし、初代に追加したいものはまだ沢山ある」とコメントした。今後もQoL改善を中心としたアップデートを継続する方針であるほか、『ZERO Sievert 2』は初代から数年後の世界を描くため、両作品の橋渡しとなるようなコンテンツも『ZERO Sievert』に追加したいと考えているという。
『ZERO Sievert』はPC(Steam)向けに配信中。
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