AIロボットホラーFPS『INDUSTRIA 2』発表。故郷のベルリンに帰るため、機械のはびこる並行世界を探索し生き抜く

 

パブリッシャーのHeadupは3月22日、FPSアドベンチャー『INDUSTRIA 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)。発売日は本稿執筆時点では未定だ。またゲーム内は日本語表示に対応する。


『INDUSTRIA 2』は一人称視点で繰り広げられるシューティング・アドベンチャーだ。舞台となるのは前作『INDUSTRIA』から数年後。前作ではベルリンの壁が崩壊した日に、ウォルターという一人の男が失踪。主人公ノラが彼を探すうち、やがて極秘研究施設の中心へと迫っていく。その後、並行次元に囚われていたノラは、もともといた1989年の東ベルリンに帰るために、人工知能に侵食された世界を探索することとなる。

ゲームプレイとしては、前作と同様ロボットたちが敵となる。本作ではロボットからオイルが飛び散り、切断表現なども盛り込まれ、より生々しさを増した戦闘が繰り広げられるようだ。プレイヤーが使える武器は5種類存在しているとのこと。アタッチメントとして、サイレンサーやロングマガジンなどが用意されており、状況に応じてカスタマイズしていくことで、進行が容易になることもあるだろう。

またプレイ時間としては、4~6時間程度を見積もっているようだ。ノラに待ち受ける運命や、ロボットのはびこる並行次元における物語も見どころとなるという。


本作を手がけるのはドイツ・ベルリンに拠点を置くBleakmill。同スタジオは2017年に設立され、2021年には前作『INDUSTRIA』をリリースしている。

同作はスタジオとしての処女作ながらも一定の評価を獲得。Steamユーザーレビューにおいては、本稿執筆時点で1471件中73%が好評とする「やや好評」ステータスとなっている。ストーリーや戦闘面においては要所での淡白さが目立つなどとされつつも、退廃的な世界を描いたアートワークや敵のデザイン面などが高い評価を獲得している。なお2作目となる本作は、Unreal Engine 5で開発されるようだ。前作でも高い評価を獲得していたグラフィックがどのように進化するのかにも注目したい。

『INDUSTRIA 2』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに発売予定だ。


ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。