『ドルフロ』開発チーム手がける戦略RPG『逆コーラップス:パン屋作戦』3月22日発売へ。日本語ボイス収録、大ボリュームで描かれる荒廃近未来戦

 

X.D. Network Inc.とサンボーンは3月1日、『逆コーラップス:パン屋作戦』を3月22日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。通常版は定価2800円、豪華版は定価4980円となる見込みで、リリースから4月4日までは18%オフとなるセールも実施予定だ。日本語表示および日本語音声にも対応予定。


『逆コーラップス:パン屋作戦』は、ターン制シミュレーションRPGだ。『ドールズフロントライン』(以下、ドルフロ)の開発元として知られるMICAteam雲母組が手がけている。舞台となるのは『ドルフロ』の30年後の近未来世界。触れた物質を崩壊させるコーラップス液の汚染による資源危機は、新たな紛争を引き起こしていた。

南極連邦内務部のエージェントであるモンドは北コーカサス地区の重要任務で奇襲に遭い、「パン屋」というコードネームを持つ銀髪の少女ジェフティに救われる。敵地から逃れようとする二人は、なぜか同盟の勢力からも命を狙われることに。二人は協力して危機を突破し、「三女神計画」の背後に隠された真相に迫っていく。

ゲームプレイはターン制のシミュレーションRPGとして展開。武器やアイテム、地形を活用して戦略的にバトルを突破していくことになるだろう。10人以上の味方ユニットが登場し、60種類以上のステージが用意されるそうだ。またドラマチックに展開されるというストーリーには30万字以上のテキストを収録。物語は悠木碧さんや小西克幸さんら豪華声優陣のボイス付きで演出されるという。プレイ時間としては最大100時間が想定されているそうだ。また『ドルフロ』の人気キャラが登場するといい、イースターエッグなども注目ポイントとしてアピールされている。

 


なお本作は、MICAteam雲母組が2013年に同人作品として手がけた『面包房少女(パン屋少女)』のリメイク版となる。2019年に発表され、『ドルフロ』の周年記念番組などで続報が発表されながら開発が進められてきた。今回ついに、PC(Steam)向けに3月22日に発売されることが決定されたかたちだ。大ボリューム作品として生まれ変わる、MICAteam雲母組の初期作品の登場を楽しみにしたい。

『逆コーラップス:パン屋作戦』はPC(Steam)向けに3月22日に発売予定だ。