『ディアブロ4』新シーズン「先賢の構造体」発表、1月24日開幕へ。強化可能な相棒ロボと共に、古代機械の眠る新ダンジョンに挑む

 

Blizzard Entertainmentは1月17日、『ディアブロ4』の新シーズン「先賢の構造体」を発表した。公式サイトによると、同シーズンは日本時間1月24日午前3時に開幕予定。


『ディアブロ4』は、人気ハクスラARPGシリーズ『ディアブロ』の最新作だ。本作の舞台は前作『ディアブロ III』から数十年後となる。グラフィックなどを大幅にパワーアップし、140以上のダンジョンなどを実装。過去作の持ち味を踏襲しつつ、新たなゲームプレイ要素が盛り込まれている。

今回、本作のシーズン3となる新シーズン「先賢の構造体」が発表された。同シーズンで焦点が当たるのは、ゾルタン・クーレとカルディウムのアユザンが設計した古代の機械「紡織儀」だ。悪魔マルファスにより奪われてしまった紡織儀を目指し、アユザンの案内で新たなダンジョン「紡績堂」を目指すのだ。


紡績堂は新たなタイプのダンジョンになるとのこと。悪魔を寄せ付けないために設置されていた防衛設備「ハザード」がマルファスに悪用され、プレイヤーの脅威になるという。また紡績堂では新たな系統のモンスターである「構造体」が待ち受ける。機械じかけのモンスターで、さまざまな元素の力を備えているようだ。

特殊なシステムとして、紡績堂の入り口では「護法の真珠」と引き換えに「ゾルタンの護法」の祝福を受けられる。ただし内部にあるさまざまなハザードの餌食になるとゾルタンの護法の残数が減少していく。紡績堂のボスを倒した際にゾルタンの護法が残っていれば、レジェンダリー・アイテムをより高い確率で入手できる護法織りの箱を解放可能だ。引き換えた護法の真珠の数だけゾルタンの護法の数を増やせるため報酬アップを狙えるものの、リスクも増加するそうだ。

なおワールドティアIIIに到達するとナイトメア紡績堂が解放される。ナイトメア紡績堂ではダンジョン中に危険な構造体やハザードが存在しているものの抜け目なく探索することで「護法織りの箱」を発見できるという。なお紡績堂の紋章は通常のナイトメア・ダンジョンの紋章と同じくドロップもするものの、護法の真珠を使って作成することも可能とのこと。


また「先賢の構造体」では、シーズン期間中限定ロボットの相棒「臣下」が登場する。臣下に攻撃を決定する制御石、およびスキルなどを決められる調律石を装備することで好みのビルドを構築できるという。制御石は2つ、調律石は6つまで装備できるそうだ。紡績堂ではさまざまなレア度の12種類の制御石と27種類の調律石を見つけられるとのこと。ダンジョンの探索で臣下を強化していくのも新シーズンの楽しみとなりそうだ。

さらに新シーズンでは、開幕後しばらく経ってからウィークリーランキングの「試練場」が実装予定。試練場は1週間ごとに切り替わる内容固定のダンジョンで、スコアランキングのトップを目指して競い合うコンテンツになるという。

 


ほかにもアップデートによる既存の要素の変更・調整も実施。新シーズンからはヘルタイドが1時間ごとに5分の休憩を挟みつつほぼ常時発生するようになるとのこと。またPC版ではWASDによる移動操作が可能になる。そのほかユーザーの要望に応えて「追加の保管箱タブ」が実装され、主要都市の保管箱にて購入可能になるそうだ。

またスキルツリーの振り直しやゴールド取引UIの改善、「氷に包まれた獣」の召喚に必要なアイテムの獲得率の上昇といった遊びやすさ向上も盛り込まれるとのこと。そのほかの調整については1月19日に公開予定のパッチノートにて明かされる見込み。

ディアブロ4』はPC(Steam/Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。新シーズン「先賢の構造体」は日本時間1月24日午前3時に開幕予定だ。