ニンテンドー3DSおよびWii Uのオンラインサービス2024年4月上旬終了へ。購入済みソフトのダウンロード、「ポケモン バンク」などは引き続き利用可能

 

任天堂は10月4日、ニンテンドー3DSソフトおよびWii Uソフトのオンラインサービスを、2024年4月上旬に終了すると発表した。詳細な終了日時については後日発表予定。2024年4月上旬以降は、オンラインプレイやインターネット通信を用いた機能などが、利用できなくなる。


ニンテンドー3DSは、任天堂から2011年2月に発売された携帯用ゲーム機。Wii Uは、任天堂から2012年12月に発売された家庭用ゲーム機である。共にインターネットを介した機能が搭載されており、ニンテンドーeショップを通じたゲームソフトの購入/ダウンロードや、オンライン対戦などがおこなわれてきた。なおニンテンドー3DSは2020年9月、Wii Uは2017年1月に国内での生産が終了されている。

両ハードにおいては、2023年3月にニンテンドーeショップのサービスが終了。ダウンロード版ソフト/追加コンテンツの購入などができなくなっていた。今回、両ハードにおけるニンテンドーeショップのサービス終了に続いて、オンラインプレイサービスも終了となることが発表されたかたちだ。具体的には2024年4月上旬以降、オンライン協力プレイやインターネットランキング、データ通信、オンラインプレイなどが利用できなくなる。一方で、更新データのダウンロードや購入済みソフト/追加コンテンツのダウンロードについては、引き続き利用可能。オフラインでのゲームプレイなど、インターネット通信を用いない機能については引き続き利用できる。2024年4月上旬以降、一部を除くすべてのニンテンドー3DS/Wii Uソフトにおいて、オンライン協力プレイなどができなくなるわけだ。

またニンテンドー3DS向け機能の内すれちがい通信については、ローカル通信であるためオンラインサービス終了後も利用可能。いつの間に通信については、インターネット通信を用いるため利用できなくなる。

なおX(旧Twitter)のポケモン公式アカウントなどによると、3DS向けのポケモンお預かりサービス「ポケモンバンク」については2024年4月以降も引き続き利用可能であるとのこと。サービス終了時期は未定であるものの、将来的にサービス終了の可能があるため、早めに「Pokémon HOME」へ引っ越ししてほしいそうだ。

ニンテンドー3DSソフトおよびWii Uソフトのオンラインプレイサービスは、2024年4月上旬に終予定だ。