『VALORANT』新シーズンにて「チームデスマッチ」モード登場へ。マネーシステムなし、アビリティは時間でリチャージの新モード

 

Riot Gamesは6月16日、『VALORANT』新シーズン「Episode 7 Act I」にて、新ゲームモード「チームデスマッチ」を実装すると発表した。同シーズンは日本時間6月28日から開幕予定。

「チームデスマッチ」の対戦時間は9分30秒で、100キル先取したチームの勝利となる。試合は時間制限付きの4ステージに分割。マネーシステムはなく、アビリティもすべて使用可能。アビリティは使い切ると時間経過でリチャージされるシステムとなる。

プレイヤーはステージ開始時、またはスポーンルームに入った際に、ロードアウトを選択することができる。ステージが変わることで自動的にロードアウトの武器が強力なものに変化していくそうだ。またマップ上の特定の場所には武器スポーナーが配置。早い者勝ちで取得可能な武器が出現するという。

さらにマップ上にはアルティメットオーブのほか、リカバリーオーブも出現。HPとシールドを6秒間回復可能で、リスポーン間隔は30秒。なおシールドの回復上限は選択したロードアウトによって異なるそうだ。


チームデスマッチには実装時点でディストリクト/ピアッツァ/カスバの3種類のマップが用意。ディストリクトは、片方のサイドにスナイパー優位の長い通路があり、もう片方のサイドには中央エリアのコントロールに利用できる蹄鉄形の建造物がある点が特徴。ピアッツァには比較的開かれた中央エリアが存在し、スナイパーから監視されやすい。一方で両サイドにある小部屋から見晴らしのいい地点に側面攻撃を仕かけることが可能だそうだ。

また、カスバには多数の経路がリソースの集中する中央エリアに繋がるアリーナのようなマップになるという。マップに合わせたロードアウトの選択や立ち回りなど、戦略性の変化が楽しめそうだ。

ディストリクト
ピアッツァ
カスバ


さらに新シーズンでは、ゲーム内プログレッションシステムにもアップデートが加わる。プレイヤーが報酬を獲得する新たな方法が登場するという。デイリーミッションの一新、新要素の「チェックポイント」のほか、さまざまな装飾アイテムの購入に使用できる新たな無料のゲーム内通貨「キングダムクレジット」、エージェント採用イベントなどが実装されるとのこと。

チームデスマッチモードについては、今年1月に2023年内の実装が示唆されていた。今回、「Episode 7 Act I」の開幕が近づくなか、新シーズンにて登場することが明かされたかたち。これまでのモードとはひと味違う戦略を楽しめそうな新モードの登場を楽しみにしておこう。

VALORANT』新シーズン「Episode 7 Act I」は日本時間6月28日開幕予定。