モンスター育成RPG『Monster Crown』Steamにて正式リリース、日本語対応。モンスターを捕獲・交配し、暴君復活を阻止するため冒険

 

パブリッシャーのSOEDESCOは10月12日、Studio Aurumが手がけたモンスター育成RPG『Monster Crown』を、PC(Steam)にて正式リリースした。価格は2050円。
 

 
『Monster Crown』の舞台となるのは、モンスターが暮らすファンタジー世界であるクラウン島。この島は、かつて残虐な王によって20年ものあいだ支配されていたが、英雄が現れ王を打ち倒したことで平和を取り戻した。しかし、権力を求める邪悪な女性の存在によって、ふたたび危機が訪れようとしている。主人公であるプレイヤーは、モンスターたちとともに冒険し、暴政の復活を阻止することを目指す。

本作は、『ドラゴンクエストモンスターズ』や『ポケットモンスター』から影響を受けて制作されたという。クラウン島には200種類以上のモンスターが存在し、捕獲し仲間にすることが可能。住まいを与え、かわりに守ってもらう契約を結ぶのだ。さらにモンスターは、繁殖や交配によって新種を生み出すことができ、最大で1200以上のバリエーションが誕生する。

バトルはモンスター同士でおこなうことから、プレイヤーはより強力なモンスターを求めてクラウン島を冒険し、そして交配などを試すことになるだろう。また、本作はオンラインにも対応。ほかのプレイヤーのモンスターと戦わせたり、トレードすることが可能だ。
 

 

 
本作は、2018年にKickstarterにて資金を得て開発され、2020年にSteamにて早期アクセス配信を開始。これまでに40回以上のアップデートを重ね、モンスターやマップの新エリア、ストーリー要素、その他ゲームコンテンツが追加されてきた。また、モンスターのバランス調整や、オープニングムービーの追加もおこない、今回の正式リリースを迎えている。

『Monster Crown』は、PC(Steam)向けに配信中。Steamのストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応しているようだ。また、今回の正式リリースにあわせて、海外ではNintendo Switch版も配信開始。今年11月2日にはPS4/Xbox One版もリリースするという。日本での配信にも期待したいところである。


* The English version of this article is available here