『GUILTY GEAR -STRIVE-』追加キャラ「スレイヤー」発表、5月30日配信へ。マッパハンチ姿も解禁、俳句を趣味とするダンディ吸血鬼堂々参戦

 

アークシステムワークスは4月29日、「EVO Japan 2024」アークシステムワークス ブースイベント内で、2D対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR -STRIVE-』(以下、GGST)の新プレイアブルキャラクターとしてスレイヤーが参戦することを発表した。5月30日のアップデートより配信され、キャラ単体での価格は税込880円となる。

スレイヤーは、『GUILTY GEAR』シリーズ3作目『GUILTY GEAR XX』より初登場し、前作である『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』にもプレイアブルキャラクターとして登場していた。純粋な闘いとHAIKU(俳句)を趣味とし、常に紳士的にふるまうダンディな吸血鬼だ。

スレイヤーは超自然的な種族である吸血鬼の末裔だ。人間の血を吸わないと生きていくことができない存在であり、かつては暗殺組織を創設し、その吸血衝動を満たしていた。しかし血を吸っても死なずに生き続ける妻シャロンと出会ったことで組織の長を自ら降り、隠居生活を送っている。人間には好意を持っており、たびたび外におもむいては人間観察に興じるという一面もある。

シリーズにおけるスレイヤーはダッシュができず、代わりにステップでの移動となっていた。小回りの利く機動力には乏しいものの、高性能な突進技に加えて、フェイントやコマンド投げなど相手を翻弄する動きは豊富。一度相手を捕まえてしまえばコンボから高い火力を叩き込むことができるという、メリハリの利いたパワータイプのキャラクターであった。本作では「緩急のある動きに加え、突進力に優れた技を多く持つパワータイプのキャラクター」になるとのこと。どういったかたちで実装されるのか、配信の開始に期待したい。


またスレイヤーの発表と同時にキャラクタートレイラーも公開されている。妻であるシャロンも登場するイントロに加え、スレイヤーの代名詞とも言える「パイルバンカー」もトレーラー内で披露。血を吸って若返った全盛期の姿も確認できるほか、あまりの速度に服を置き去りにしたマッ“パ”ハンチ姿も確認できる。マッパハンチとは、「本来は服を置き去りにしてトランクス一丁だけになってしまう程の速度のパンチという設定があり、ゆえに技名が“マッパハンチ”とされた」と語られる技。今までのシリーズの演出では、スレイヤーはしっかりと着衣していた。今作ではマッパハンチの演出かは未確定なものの、スレイヤーが本当にマッパになってしまうようだ。よりカッコよく、ダンディになったスレイヤーの実装に向けて期待が高まる内容と言えそうだ。


また、スレイヤーの発表にともない、「シーズンパス3」で追加を予定されていた新キャラクターの4体はすべて出そろったかたちとなる。次なるシーズン4の詳細の発表については、少々時間を空ける形になるとブースイベント内で告知されている。『GGST』公式からの続報を待ちたいところだ。

GUILTY GEAR -STRIVE-』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中だ。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。