『メルティブラッド: タイプルミナ』にロアが参戦。ストーリーモードでは、志貴・アルクェイドと邂逅したあとの「もしも」の物語が展開

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Project LUMINAは9月10日、『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド: タイプルミナ)』にミハイル・ロア・バルダムヨォン(以下、ロア)が参戦すると発表した。発表にあわせて、キャラクター紹介動画も公開されている。


『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、『月姫』の世界観をベースに描かれてきた2D対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD』シリーズの最新作である。本作では、『月姫』のリメイク版『月姫 – A piece of blue glass moon-』をベースに、キャラクタービジュアルを一新し、バトルシステムを再構築。従来の『MELTY BLOOD』シリーズからの続投も含め、10名以上のキャラクターによる新たな戦いが展開されていく。本作の開発は、従来シリーズから引き続きフランスパンが担当しているほか、ストーリーモードでは奈須きのこ氏によるキャラクターごとのストーリーも描かれる。


本日発表されたロアは、「アカシャの蛇」や「転生無限者」とも呼ばれる、永遠を追う吸血鬼。元は聖堂教会の司祭で、真祖の姫君アルクェイド・ブリュンスタッドとも深い因縁を持つ使徒だ。ロアは、従来シリーズからの続投となるが、『月姫 – A piece of blue glass moon-』にあわせて本作ではビジュアルが一新され、演出もパワーアップしている。ストーリーモードでは、『月姫 – A piece of blue glass moon-』で遠野志貴とアルクェイドに遭遇したあとの、もしもの可能性の物語が展開される。プレスリリースによると、新キャラクターとのやり取りも必見であるそうだ。


プレイアブルキャラクターとしてのロアは、雷によるスピードとリーチをあわせ持つキャラクターだ。雷を身にまとって突進する必殺技「瞬雷」を使うと、瞬時に相手へ接近する。遠距離からけん制してくる相手に対し、スピードを活かして一気に近距離戦へ持ち込んだり、中距離攻撃で宙に浮いた敵へ接近しての追撃も可能。さらに、EX版では全身が無敵状態になるため、切り返しなどにも使用できる。

またロアは飛び道具として、雷撃を横方向へ撃つ「雷針」、雷撃を上空から斜め下に向けて撃つ「雷針・砌」を持っている。必殺技としては、雷を纏いながら斜め上に飛び上がる攻撃「昇雷」(中攻撃版は無敵付き)も用意されており、接近技からけん制、近距離での無敵技まで一通りの技が揃っているわけだ。

一方、ロアにはコマンド投げや中段攻撃といった、正面からガードを崩す強力な手段は持ち合わせていない。その分、必殺技を起点とした起き攻めや、立ち回りにメリハリをつけられることが、ロアの強みであるそうだ。なおアークドライブは巨大な魔法陣から特大の雷撃を打ち込む「天の崩雷」。ラストアークは、闇へ飲み込み蛇をかたどった雷霆で攻撃する「空洞航路・十七転生」となっている。


『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに9月30日発売予定。クロスプラットフォーム対戦には対応していない。通常版は7480円で、早期購入特典として10月27日まで「追加コンテンツ ラウンドコールボイス アルクェイド」がダウンロード可能。限定版は1万1880円で、設定や歴史を詰め込んだ『MELTY BLOOD』読本、シリーズのサウンドを凝縮した3枚組のサウンドトラックが付属する。

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