基本プレイ無料「街」オープンワールド『NTE』グローバル売上が中国を追い抜く。特に“日本人気”がダントツ

Perfect World Gamesは6月4日、投資家向けに『NTE: Neverness to Everness』の売上状況や今後の展望を報告した。

Perfect World Gamesは6月4日、投資家向けに『NTE: Neverness to Everness』(以下、NTE)の売上状況や今後の展望を報告した。このなかでは本作のグローバル売上が中国国内の売上を上回っており、中でも日本での人気が際立っていることが伝えられている。

『NTE』は、Unreal Engine 5で制作されたオープンワールドRPGだ。中国向けには4月23日に先行リリースされ、日本を含むグローバル版は4月29日にサービスが開始された。開発は『Tower of Fantasy(幻塔)』で知られるHotta Studioが手がけている。『NTE』の舞台となるのは、異象(アノマリー)と人間が共存する大都市ヘテロシティ。異象とは、作中の日常生活にて突如に起こる不思議な現象や、急に現れる謎の生物といった異常現象を指す。プレイヤーは“鑑定士”として骨董店「エイボン」に関わりながら、街で発生する異象を調査・収容していくこととなる。

本作に向けては直近ではバージョン1.1「夢巡る回廊」のアップデートが実施された。レクイエムが新プレイアブルキャラとして実装されたほか、新エリア「ヒナタ島」が実装。遊びやすさの向上を図るさまざまな変更が加わった(関連記事)。

今回の投資家向け報告によると、バージョン1.1配信当日には、中国国内・国外の売上においてそれぞれパブリックテスト開始以来の単日最高記録を更新。グローバルでは日本・韓国、北米、欧州など海外の主要地域でいずれも良好なパフォーマンスを発揮しているとのこと。アニメ系ゲームの人気が高い日本でのパフォーマンスはとりわけ際立っているという。バージョン1.1「夢巡る回廊」のアップデート後、日本のiOSゲーム売上ランキングで首位、総合売上ランキングで2位に躍り出たことも報告された。またPSにおいても、パブリックテスト開始以来、本作は上位を維持しているという。

ちなみに本作はスマートフォンではなくPC・コンソールでのプレイヤー比率が比較的高い水準にあるという。中国国内ではPCの比率が全体の約60%、グローバルではPCとPSをあわせた比率が約70%に達するそうだ。リッチな作りのオープンワールド作品ということもあり、据え置き機でじっくり遊ばれていることもうかがえる。

なお『NTE』はパブリックテスト以来、グローバルでの売上が中国国内の市場を上回っているという。この背景としてPerfect World Gamesは各地域に応じてマーケティング戦略を差別化してきたことなどを説明。引き続きグローバル市場を深く開拓していく方針も伝えられた。

本作は中国で先行リリースされたのち、グローバル版がリリース。グローバル版の初日では売上が1億人民元(約23億円)を超えたことも明らかとなっていた(関連記事)。この際には、中国版とグローバル版の売上の内訳などは示されていなかった一方で、今回はグローバル版が中国版を超える売上を叩き出していることが共有されたかたちだ。

日本では6月3日に新バージョン1.1が配信されたばかりの『NTE』。初動の盛況だけでなく、新展開でも人気を維持しているようだ。作中の要素や新コンテンツについては国内外のコミュニティが盛り上がりを見せてきたが、グローバルでの売上が中国国内を上回っているというのは興味深い。特に日本で人気だという本作の、今後の展開や国内コミュニティの動向にも注目したい。

NTE: Neverness to Everness』は、PC/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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