オンラインRPG『ロストアーク』12月23日のアップデート情報一部公開。ロヘンデル大陸の登場にあわせて、大量のコンテンツが登場予定

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ゲームオンは12月17日、同社の情報番組「Pmangのゲムづめ!#40」内にて、『ロストアーク』の最新情報を発表した。12月23日に実施されるアップデートは、新大陸ロヘンデルの実装に伴い、アビスダンジョン夢幻宮や新しい4種類のガーディアンレイドの追加、挑戦ガーディアンレイドの実装などが行われ、大規模なものとなっている。

放送内には、『ロストアーク』運営プロデューサーの嶋田真人氏およびGMたけし氏が登場。両名から12月23日のアップデートについて語られた。まず、12月23日には、新大陸ロヘンデルが登場する。ロヘンデルは、2人の女王イナンナとアゼナが統治する、マジシャンの種族シーリンの故郷だ。ロヘンデルには、いくつかの入場条件が設定されており、装備レベル400以上を達成した後、「新しい海を探して」というガイドクエスト達成するとでプロキオン洋が解放されて、ロヘンデルにも行けるようになる。ガイドクエストの達成条件として、エストック/風伯/ヴァクストームのいずれかをLv2までアップグレードする必要があるという。ロヘンデルのストーリーでは、変態的な魔術を使う変態魔術師アーベンや、ロヘンデルの女王であるアゼナとイナンアン、好奇心旺盛なバンボ族の少女トゥランといったキャラクターも登場する。


プロキオン洋が開放されることで、新たな島や海洋コンテンツも多数登場する。海洋コンテンツの「悪夢を彷徨う幽霊船」は、特定時間に出現するコンテンツ。推奨装備Lvは415以上で、遠征隊単位で週に1回挑戦できるという。多数の島が追加されるうち、常時開放されており、推奨装備Lv400と紹介されていたのは、ロヘンデルを追放された魂が幽閉された島ヴァルプルギス、アークラシア大陸の商人が集まっておりトークン交換に便利な島アトロポス、旅程クエストでも立ち寄る平和な島”黄昏の島”、眩い水着の若者が集まるというリゾート島”休養地グラビス”の5島。そのほか、特定の時間に出現し、フィールドボスやロヘンデルのストーリーにも関連するという幻影蝶の島(推奨装備Lv460)や、スライムアイランド的なPvP島の追加も行われるようだ。


戦闘系のコンテンツとしては、まずアビスダンジョン「夢幻宮」が実装される。1段階捻れた君主の回廊の推奨装備Lvは415。即死攻撃を持った敵も出てくるなど、調整の際にはいくつかのギミックを攻略することになるそうだ。2段階は、推奨装備Lv460の夢幻宮ヒルデブリーニュ。こちらにもいろいろとギミックがあり、エピック等級アクセサリーやアビス装備素材などが報酬に設定されている。

アビスダンジョン「夢幻宮」の素材からは、シード等級以下のモンスターに対して覚醒スキルなどのダメージが60%増加する無限の記憶シリーズ、CTが10%増加する代わりに通常攻撃での敵撃破時に15%のバフなどが得られる空虚な残像シリーズ、クリティカル率が40%増加する代わりにクリティカルダメージが40%低下する漆黒の夜シリーズが作成可能。いずれも、ベースの装備Lvは385となっている。


新しいガーディアンレイドも追加される。登場するのは、硬い甲羅をもったクロマニウム(推奨装備Lv415)、素早い尻尾と雷を操るナクラセナ(推奨装備Lv460)、炎を纏い相手を幻惑する紅炎の妖狐(推奨装備Lv505)、凶暴な爪で砂嵐を巻き起こすタイタロス(推奨装備Lv550)の4体。それぞれ特殊な攻撃をもっており、ナクラセナは尻尾からの強力な攻撃、紅炎の妖狐には持続ダメージを食らうバフを付与してくるという。ナクラセナ以降のガーディアンレイドからは、エピック等級のアクセサリーが入手できる。

また、ガーディアンレイドには、新しい挑戦ガーディアンレイドも登場。挑戦ガーディアンレイドは、推奨装備レベルよりも上の装備レベルで挑戦すると、装備レベルが適正に調整される新しいコンテンツ。戦うボスは、見覚えのある外見をしているものの、モーションや攻撃頻度などが異なっており、これまで戦ってきたボスよりも強く、違った遊び方ができるという。挑戦回数は、ガーディアンごとに週1回まで、報酬を受け取った後は、挑戦できなくなるそうだ。なお、挑戦ガーディアンレイドでは戦闘待機所がないため、事前にスキルやアイテムを調整する必要があるという。そのほか、ロヘンデルでは推奨装備Lv550のフィールドボス「ハルマゲドン」、推奨装備Lv415のカオスゲート「揺らめく夢幻軍団」も追加される。


ロヘンデル実装にあわせて、影の塔の26階から50階、ボスラッシュのハードモード、カオスダンジョンの上位3種類、キューブのハードモードも開放される。影の塔はこれまで25階までだったが、26階から50階が追加。装備レベルによって挑戦できる階層が開放される点は、変わっていない。ボスラッシュのハードモードは、推奨装備Lv400以上のもの。入場券が必要な点はノーマルと同様で、同じ入場券で入場できるという。キューブのハードモードは、推奨装備Lv400以上の強化確立上昇素材などが手に入るコンテンツ。ノーマルの入場券とは別扱いとなっており、ロヘンデルのカオスダンジョンなどで手に入るハード用の入場券が必要となる。

また、カオスダンジョンには、ベルン「侵食」、ロヘンデル「幻影」、ロヘンデル「悪夢」の3種類が登場。ベルン「侵食」とロヘンデル「幻影」は3段階、ロヘンデル「悪夢」には4段階あり、全部まとめると推奨装備はLv 370から775までとなっている。追加されるカオスダンジョンでは、通常の装備ではなく、トライポッド伝承用の装備が入手できる。これは、キャラクターに装着できないトライポッド厳選用のもので、トライポッドのLv3やLv4が出現し、厳選しやすくなっているそうだ。韓国での仕様とは異なるものの、日本は独自のアップデート順をたどっており、ミスティックを楽しんでもらいたいという考えから、こうした仕様になったという。そのほか、新しいカオスダンジョンではアクセサリーのドロップ率も高めに。次回の新大陸追加時に、通常の装備可能なアイテムに変更する計画も進められているという。


また、今回のアップデートでは各クラスに2次覚醒スキルが導入される。2次覚醒スキルは、ロヘンデルのメインクエスト完了後に受注できる旅程クエストで開放。同クエストはアマンの記憶を巡るもので、1通の手紙から始まる追憶の旅が描かれるそうだ。ストーリーは1大陸分に相当するボリュームとなっており、放送内ではじっくり見てほしいとも語られた。そのほか、遠征隊レベルの上限が開放され、50から100に。あわせてビフレストの鍵を含めた遠征隊レベル達成報酬も追加される。溜まっていた遠征隊経験値によって、一気にレベルアップするようなことはないそうだ。なお、今回は大きなアップデートであるため、放送では紹介されていない細かな要素も多くあり、ロヘンデルの冒険書や航海協同なども追加されているという。


アップデート以外では、次回アップデート後には、一気にキャラクターを成長させられるベルン パス券も課金アイテムとして登場。価格は1500ロイヤルクリスタルとなっており、使うとシュシャイアーまでのメイン/サブクエストをクリアした状態になり、レベル50/装備Lv370まで成長できるそうだ。購入制限はなく、使用条件は前回配布されたトリシオンパスと同じになっている。そのほか、クリスマスらしい雰囲気のスノーマンアイランドが、シュシャイアーの近辺に期間限定で登場するほか、12月23日からの3日間と、12月31日からの4日間にはHotTimeイベントも実施予定。1月1日からの3日間には、カオスダンジョンで消費するオーラが補給できる共鳴のオーラ回復秘薬もプレゼントされる。また、2021年1月1日からは、白と黒の軍服風の新アバターも登場予定だ。


『ロストアーク』は、国内向けにはゲームオンが運営中のオンラインRPG。ロヘンデル大陸が登場するアップデートは、12月23日配信予定となっている。

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