平成東京ガジェット修理シム『リ・ストーリー: 思い出修理屋』めっちゃ期待されつつ発売、一躍大人気に。懐かし電子機器大量登場、お客の人生も“修復”するあったか物語

tinyBuildは8月7日、Mandragoraが手がける『リ・ストーリー: 思い出修理屋』を配信開始した。本作は配信直後から注目を集め、同時接続プレイヤー数が1万人を突破している。

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パブリッシャーのtinyBuildは8月7日、Mandragoraが手がける『リ・ストーリー: 思い出修理屋』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作は配信直後から注目を集め、同時接続プレイヤー数が1万人を突破している。

『リ・ストーリー: 思い出修理屋』は、2000年代半ばの東京を舞台とする電子機器修理シミュレーションゲームだ。プレイヤーは小さな修理店の店主となり、店頭を訪れる客やオンライン経由で依頼を受け、ゲーム機や携帯電話、カメラなどを修理していく。壊れた機器をよみがえらせ、それぞれの品にまつわる客の物語にも関わっていくのだ。

ゲームプレイでは、持ち込まれた機器を作業台に置き、外装や内部部品を順番に取り外していく。対象となるのは、携帯電話や携帯ゲーム機、カメラ、音楽プレイヤー、さらには小型の家電製品まで多岐にわたる。機器ごとに清掃や修理といった作業内容が指定されており、ドライバーやブラシなどの道具を使って汚れを落とし、故障した部品を交換。その後はすべての部品を正しい位置へ組み戻し、動作を確認することで修理完了となる。また本作には、Atari社から公式ライセンスを受けた「Atari 2600」などの実在するレトロゲーム機も登場する。

依頼は店頭だけでなく、店内のパソコンに届くメールからも受注可能だ。パソコンには2000年代を再現したウェブブラウザが用意されており、中古機器のマーケットプレイスや部品販売サイト、工具店などを利用できる。マーケットプレイスには正常品だけでなく、電源が入らないジャンク品も出品されており、買い取って修復し再販することも可能だ。一方で、部品代にくわえ家賃やインターネット料金といった支出も発生するため、依頼の報酬と修理費用を見比べながら店の収支を管理していく。また、修理を重ねて工具をアップグレードしたり、壁の色や棚、装飾品を変えて店内を自分好みにカスタマイズしたりする要素も用意されている。

店を訪れる客との対話では、機器を預かるだけでなく、それぞれが抱えるドラマや悩みにも深く関わることになる。恋に悩む学生の告白を応援するか、元ギャングの携帯電話に残された不穏な情報を報告するかといった選択が存在。こうした選択によって登場人物の物語が分岐し、最終的には複数のエンディングへとつながっていく。

本作は、発売前から75万件以上のウィッシュリスト登録がされるなど高い注目度を誇っていた作品だ。前評判取り、配信開始後すぐさま注目を集め、本稿執筆時点で同時接続プレイヤー数は1万2419人を記録(SteamDB)。Steamユーザーレビューは348件中98%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。本作は、ネジの位置まで再現された修理機器を一つずつ分解し、清掃して修理し、組み直していく手応えが持ち味。実際の修理作業にある煩雑さを抑えつつ、機器を分解する楽しさを味わえる点が評価されている。また、2000年代の東京を背景に、当時を思わせる電子機器や音楽が登場する作風も特徴だ。さらに、本作はMetacriticにて84点、OpenCriticにて89点を記録するなど、海外メディアからも評価されている。

なお、本作はメインストーリーだけで15時間以上のボリュームが想定されている。物語を終えたあともオンライン依頼を受けられるほか、分岐するストーリーや機器のカスタマイズによって繰り返し遊べる構成となっている。また、本作の開発を手がけたMandragoraは、リリース後も快適性の向上や不具合修正、全体的な調整などのアップデートを続ける予定だという。懐かしい電子機器を修理しながら、客それぞれの物語にも向き合いたい方は、2000年代の東京で小さな修理店を開いてみてはいかがだろうか。

『リ・ストーリー: 思い出修理屋』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、8月21日までは定価から10%オフの税込1799円で購入可能だ。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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