『ダービースタリオン』Nintendo Switch向けに発表。シリーズ初の音声実況を携えた、定番競馬SLG最新作

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ゲームアディクトは8月26日、「Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2020.8」にて『ダービースタリオン』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、今冬の発売を予定している。本作は1991年から続く、競馬ゲーム『ダービースタリオン』シリーズ最新作だ。

『ダービースタリオン』は、競馬を題材にしたシミュレーションゲーム。プレイヤーは馬主となり、調教や生産、出走などを重ねながらGI制覇を目指す。今となっては希少となった競馬シミュレーションゲームシリーズの定番作品だ。

Nintendo Switch向けとなる本作でも、そのコンセプトは同じ。牝馬と限られた資金から始め、最強の競走馬を育て上げる。配合や生産、調教をしたり、血統を継承させたり、さまざまな試みを重ねていく。馬のデータについては、2020年最新のデータを反映させており、レース面においては、シリーズ初となる音声実況を搭載。臨場感のあるレース模様が繰り広げられる。実況は、ラジオNIKKEIの小塚歩氏が担当するとのこと。東芝の音声合成技術により、自分が命名した愛馬の名前を競馬中継そのままに実況してくれるそうだ。そのほか、ファンファーレや本馬場入場曲は、JRAの楽曲がそのまま聞けるという。

育成したのちには、ブリダーズカップにて育て上げた競馬をレースさせることができるなど、コンテンツも充実。そのほか、競馬用語辞典や競馬チャンネルといった初心者向けガイドも完備。ミッションシステムが用意されており、これをこなすことでゲームの理解が進んでいく。シリーズファンも既存ファンも楽しめる内容となるだろう。


販売を手がけるのは、ゲームアディクト。シリーズの生みの親である薗部博之氏によるスタジオだ。パリティビット創業者として知られる薗部氏は、2015年にゲームアディクトを設立。ゲームアディクトには元パリティビットのスタッフが多くいるといい(WHAT’s IN? tokyo)、『カルチョビット』スマートフォン版や『栄光の架橋~Bridge of Glory~』を手がけてきた。

もちろん今作においても、ゲームデザインおよび監修は薗部博之氏が担当し、キャラクターデザインには荒井清和氏が連ねる。松前真奈美氏の音楽がシーンを盛り上げる。開発については、『ダビつく』シリーズや『ダービータイムオンライン』など、競馬ゲームの制作実績のあるランド・ホーが担当。馬を熟知する開発者たちによる競馬ゲームが作られるだろう。


ダービースタリオン』は、Nintendo Switch向けに今冬発売予定だ。

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