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『アークナイツ:エンドフィールド』の任務にて、あえて“手作業”を試みる。推理ゲーム『Type Help』もそのリメイク版も大変よかった。『Staffer Retro: 超能力推理クエスト』は期待通りで、残酷。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。554回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。554回目です。日々の天候が極端。
突然のPC互換
対応プラットフォーム:PC/Xbox Series X|S/Xbox One

今週は『ブリンクス・ザ・ タイムスイーパー』を久々にプレイ。初代Xbox向けのアクションゲームです。掃除機のような装備でステージ内のオブジェクトを吸い込み、それを発射して敵を倒していく。また、時間を止めたり巻き戻したり、キャラの動きを録画再生したりなど、本体のHDD標準搭載を活かしたという要素が特徴で、これも駆使してステージの攻略を目指す。
先日、「XBOX on PC 後方互換機能」が提供開始されたため、さっそく本作をPCでプレイした次第です。オリジナル版をエミュレーターで動作させているようですが、専用の設定メニューが用意されており、解像度やVSync、アンチエイリアシング、異方性フィルタリングなどを設定できる。また、当時はなかった実績機能も、今後実装していく計画とのこと。現時点でプレイできるのはマイクロソフトのタイトルのみで、今後サードパーティータイトルも対応するのか気になるところです。
by. Taijiro Yamanaka
自動化する必要ある?
対応プラットフォーム:PC(公式サイト/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android

『アークナイツ:エンドフィールド』のメインストーリーを見終えて、サブ任務を進めていました。その中のひとつに、特定の地点に5000単位の液体アイテムを運んで流し込むというものがありました。NPCの台詞からすると、アップデートでつなぎやすくなった地下配管の活用が想定されているようです。液体を生産して配管をつなげば、たしかに5000単位はあっという間に運べるでしょう。
ただ、この5000という量は、本作の観点ではそんなに多くありません。本作で1アイテムスロットにつき運べる液体は50、アイテム欄は普段持ち歩くあれこれを差し引いても25~30枠程度は空けてある人が多いでしょうから、1回の往復でゆうに1000単位以上は運べます。目的地付近には都合良くワープポイントもあるので、わざわざ配管をつながずとも、液体をぶち込むタンクだけ設置して人力輸送したほうがよっぽど楽なんですね。
これがもし何十万という量だったり、繰り返し運ぶ必要があったりするなら配管をつなぐんですが、どうやらそうではなさそうです。1回限りの輸送のために配管をつなぐのは、1度限りの大容量ファイルの受け渡しのためだけに回線を引くような虚しさが漂います。それならSSDなりにデータを入れて物理輸送するような手段を取りたくなるというもの。どうやって攻略するのかに、かなり性格が出る任務だと感じました。
by. Naoto Morooka
1bitで描かれる死後世界体験
対応プラットフォーム:PC(Steam)

少し前の作品ですが、『halfmoon』をプレイしました。1時間に満たないプレイ時間の短編ノベルアドベンチャーです。1bit、つまり2色で描かれたピクセルアートが特徴のlvl374氏が送る2作目となります。ビジュアルに惹かれていた初作『NIDANA』は一人称酔いがスゴそうだったので敬遠していたのですが、本作はノベルスタイルとのことでサマーセールにて購入しました。
主人公のミオが死んでしまい死後の世界で目覚めるところから物語はスタート。人の魂を取り扱う簡単な“事務作業”を通じて物語が進んでいきます。期待していたビジュアル面は大満足。余計なものがない2bitの世界は1時間集中して物語に没入するのに最適でした。あと登場人物のツラがいい。BGMも魂を事務的に操作するという冷たさも感じる世界にマッチしていたと思います。
人の思考を気軽に感じれるという意味で短編ノベルは安価だし隙間で楽しめるので結構好きなジャンルだったり。他にもサマーセールでいくつか積んでいるのでプレイが楽しみです。lvl374氏のXでは2bitのイラストやアニメーションがたくさん公開されているのでビジュアルにビビッと来た方はまずはそちらから鑑賞するのもおすすめです。
by. Genki Hashimoto
残酷な真実
対応プラットフォーム:PC(Steam)/Nintendo Switch

今週は、『Staffer Retro: 超能力推理クエスト』を遊んでいました。本作は、超能力に関わる事件を追っていく推理アドベンチャーゲームです。主人公の少女ヴェリータ・レトロは、ある日債務を負ったことをきっかけに、超能力をもつ道具「ステップ」と関わることに。ステップ商人のジャド・ベリンと共に、超能力の関わる事件も解決していきます。ゲームプレイでは、プレイヤーが謎を解きながらストーリーが進行。終盤でそれまでの情報が覆るシステムや、日本語ボイスも特徴でしょうか。韓国の開発チームが制作しており、『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』に続くシリーズ新作となっています。
スピンオフの『Dice Eater』が個人的には期待外れだったこともあり、1話を遊んだ時点ではちょっと半信半疑なところもありました。しかし2話3話と進むうちにどんどん面白さが加速。超能力事件や謎解きが中心だった前作とはちょっと比重を変えつつ、少女ヴェリータの物語と超能力の宿るステップを軸に広がる世界などによって、前作を経た高い期待にしっかり応えてくれました。あと本作の一部シナリオはマルチエンドなんですが、「こうでなければいいな」と願ってしまう残酷な真実は前作からそのまま、真エンド以外を積極的に選べることで、システムでも目を背けたい気持ちが表現されています。3作目にも期待したいところです。
by. Keiichi Yokoyama
迫真のンィー風オープニングもお楽しみください
対応プラットフォーム:PC(itch.io)(『Type Help』)、PC(Steam)(『ギャリー邸事件』)

また推理ゲームを遊んでいます。先週無料フリーゲームとして『Type Help』をクリア。今週はそのリメイクである『ギャリー邸事件』をクリアしました。とてもよかった。『Type Help』は、「誰」が「いつ」「どこにいた」を推測するゲームです。「家にいた人はみんな死んだ」という衝撃の結末のもと、それぞれの人の行動履歴を追っていくことで真相がわかる……いわゆる『Her Story』『Obra Dinn』系の亜種進化です。日本語にも対応していて、ぞんぶんに味わえました。
『Type Help』は基本すべてテキストで展開されるのですが、『ギャリー邸事件』は絵や音が追加され立体的になり、追加要素や追加演出があります。結論としては、『Type Help』から遊ぶほうがより楽しい気がします。というのもテキストメインのがテンポがいいんですよね。自分で年表作ったりしながらも、かなりテンポよく遊べました。リメイク版は豪華なのですが、演出トライアル&エラーしづらいなと。
ただリメイク版は、ようするに小説のドラマ化に近く、自分の脳内解釈と絵との整合性に近く、とにかく楽しい。それと、本作における重要な描写が強化されていて、自分はそのシーンを見てかなりうるっとしました。これは絵があるからこそ、ならではの演出でした。自分がそうであるというところもありますが……まず『Type Help』をやり、その後『ギャリー邸事件』を遊ぶ、というのでもどちらも大変楽しめます。間違いない。
by. Ayuo Kawase
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