『風来のシレン6』Steamにて過去最高同接プレイヤー数更新。『トルネコの大冒険』リマスター登場もあり、「不思議のダンジョン」ブーム再燃か

『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』について、Steamにて人気が再燃しているようだ。

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スパイク・チュンソフトより配信中の『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録(以下、風来のシレン6)』について、Steam同時接続ユーザー数が9月21日に過去最高を更新した。9月18日までおこなわれていた50%オフセールのほか、9月9日に発売された『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン ちょっとステキなリマスター(以下、トルネコの大冒険リマスター)』の影響もあるようだ。

『風来のシレン6』は、挑戦する度に構造が変化する不思議なダンジョンを攻略する、『風来のシレン』シリーズの最新作だ。本作で主人公シレンと語りイタチのコッパは、不思議な夢に導かれてとびっきりのお宝が眠るという「とぐろ島」にて、シリーズ14年ぶりとなる新たな冒険を繰り広げていく。マス目上のダンジョンではアイテムや敵の配置も毎回変化し、ターン制での戦いの末に倒れるとすべてのアイテムを失い、レベル1にリセットされるという正統派ローグライクゲームとなっている。

本作は2024年1月にNintendo Switch向けに発売。原点回帰を掲げられた本作は好評を博し、発売から2週間足らずで国内累計出荷本数が『風来のシレン』シリーズ最速となる20万本を突破(関連記事)。同年9月にDLCが配信され、同年12月にはSteam版がリリースされた。Steamユーザーレビューは、約500件のうち84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。2026年2月にはDLCも収録された『不思議のダンジョン 風来のシレン6plus』がiOS/Android向けにも配信されている。

そんな本作のSteam同時接続ユーザー数が、9月21日に過去最高となる1552人を記録した(SteamDB)。Steamでは9月19日まで50%オフセールがおこなわれており、シルバーウィーク期間中ということもあって、リリース直後の1492人を上回るユーザーがプレイしているのだろう。とはいえ、本作のSteam版は2025年11月に初の50%オフセールがおこなわれ、その際には1227人を記録していた。その後も複数回の50%オフセールがおこなわれていたが目立った増加は見られない。今回、配信から約2年経過してのユーザー数の急増には、『トルネコの大冒険リマスター』の影響がありそうだ。

『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』は、1993年にスーパーファミコン向けに発売されたダンジョンRPGだ。『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』のキャラクターである武器商人トルネコが主人公となり、入るたびに構造が変化する不思議のダンジョンに挑む。当時のチュンソフトが開発を手がけ、国内にて約80万本の大ヒットを記録。文字や記号で表現されていた元祖『ローグ』を、『ドラゴンクエスト』の世界観で構築することで、日本国内において正統派のローグライクというジャンルを定着させた作品だ。その後、『風来のシレン』や『ファイナルファンタジー』のチョコボ、『ポケットモンスター』などの『不思議のダンジョン』シリーズとして、展開されていくこととなる。

そんな同作のリマスター版『トルネコの大冒険リマスター』が9月9日にサプライズ配信された。対応プラットフォームはNintendo Switch 2/Nintendo Switch/PS5/XBOX Series X|S/PC(Steam/Google Play Games on PC)/iOS/Android。リマスター版では新たに「図鑑機能」と「ゲームバランス調整機能」が追加。出会ったモンスターの情報の確認、モンスターの出現数や経験値倍率などをプレイスタイルに合わせて調整できる。また、Steam版限定の無料DLCとして、視聴者のコメントによって配信者のダンジョンにランダムイベントが発生する「ふしぎな声の導きのダンジョン」に挑戦可能だ。

しかし、リマスター版のSteamユーザーレビューは本稿執筆時点で好評率50%の「賛否両論」に。33年の時を経て、現行世代機でプレイできるようになったことは歓迎されつつも、各種操作の入力感度や操作性について原作よりもテンポが損なわれているとして、多くの不満が集まっている。これを受けて、操作性の改善を中心とするアップデートが9月16日より各プラットフォームへ順次配信中だ。しかし、そのほかにも罠の発動順序がオリジナル版と異なっていることなども指摘されている。オリジナル版で可能であった自爆覚悟の戦法が活用できなくなっている状態であり、仕様変更などの対応を望む声も多い。

こうした状況もあってか、SNSにて『風来のシレン6』をおすすめする投稿が増加。シリーズ最高傑作と評する声もあり、同時期の50%オフセールによって、発売直後である『トルネコの大冒険リマスター』よりも結果的にお安くなっていたことも後押しとなっただろう。また、『トルネコの大冒険リマスター』は初代のリマスター作品ということもあり、収録されているダンジョンは3つとボリュームとしてはやや少なめ。リマスター版をクリアしたプレイヤーが、さらなる冒険を求めて『風来のシレン6』を遊んでいる可能性もありそうだ。

両作はいわば兄弟のようにシリーズが展開されてきたが、先述したように『風来のシレン』は14年ぶりの新作。『トルネコの大冒険』シリーズは、2004年のドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス 不思議のダンジョン』から途絶えている。また、両作の過去作品についてもリマスターなど現行世代機への復刻要望が根強い作品も数多く存在する。今回の『不思議のダンジョン』の人気が、新たな展開につながるか注目されるところだろう。

不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/iOS/Androidにて配信中。Nintendo Switch版は本日まで、60%オフのセール中だ。また、『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン ちょっとステキなリマスター』は、Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/PS5/XBOX Series X|S/PC(Steam/Google Play Games on PC)/iOS/Android向けに配信中だ。

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Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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