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バックルーム系ローグライクFPS『ODDCORE』大型アプデで、“デバフ上乗せ地獄”新モード実装。鬼の2択を迫られ続ける、脳汁放出エンドレス異世界ワープ
Scarecrow Artsは9月18日、ODDCORPが手がけるローグライクFPS『ODDCORE』向けに大型アップデート「モール33」を配信した。

パブリッシャーのScarecrow Artsは9月18日、ODDCORPが手がけるローグライクFPS『ODDCORE』向けに大型アップデート「モール33」を配信した。本アップデートでは既存エリアとは異なる完全な新規エリア群が追加されるほか、あらたな高難度コンテンツとそれに伴う新システム・コンテンツが多数追加されている。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『ODDCORE』はレトロなグラフィックとハイスピードなゲーム体験が特徴となるローグライクシューターだ。いつも通りの日常を送っていたプレイヤーは、突如として「ODDCORE」と呼ばれる異空間に囚われてしまう。そこは無限に空間を創造する開発途中のアミューズメント施設。「タイミー」と名乗る不思議な存在のレクチャーを受け、プレイヤーはさまざまなガジェットを駆使しつつ無限に広がる階層(バリアント)を攻略していくことになる。

本作は海外掲示板発祥のインターネットミーム「The Backrooms」を題材としており、プレイヤーはどこか見覚えのある、“リミナルスペース”的な異空間を次々に駆け抜けていく。提供されたガジェット「ODDMAN」にカセットテープを挿入するとバリアントの攻略がスタート。1回のプレイ(ラン)では制限時間が設定されており、これを過ぎるとゲームオーバー。ランは終了となりプレイヤーは拠点に戻される。
各バリアントには敵のせん滅などの定められたタスクが存在し、達成することで次の階層に潜っていくことができる。また、プレイヤーは敵を撃破することでソウルと呼ばれるリソースを獲得可能。これはランの最中にHPを回復したり、拠点へ安全に帰還するためのポータル生成に用いられたりするほか、プレイヤーを強化するパワーアップアイテムの購入にも使用できる。くわえて、ソウルを消費することでランの制限時間を延長するといったことも可能。どの場面でどれだけのソウルを使うのかといった戦略性も本作の持ち味だ。

そんな『ODDCORE』に向け9月18日、大型アップデート「モール33」が配信された。このアップデートでは名前の通り、新規エリアである「モール33」が追加される。同エリアでは、あらたなゲームモードである「ルーレット」のプレイが可能。バリアントを攻略していく通常のゲームモードに比べ、さまざまな高難度化のオプションがラン中に追加されていくチャレンジングなモードとなっている。ルーレットを開始すると、ランの開始時と10ラウンドごとに「デバフタイミ―」が出現。プレイヤーは提示された二つの「ハンデ」の中から一つを選びゲームを進めなくてはならない。ハンデの内容は敵の強化に関わるシンプルなものから、回復の禁止や複数ボスとの戦闘まで多岐に渡る。

難しいプレイが求められるルーレットでは、あらたな評価システムも追加される。「スターメーター」と呼ばれる本システムは、ルーレット中のプレイヤーのパフォーマンスに応じて、ゲーム内の視聴者数や登録者数が増加するあらたなスコア算出の仕組みだ。ラン中にさまざまなアクションを実行したり、ミスを抑えたりすることでゲーム内の「視聴者数」が増加。増加した視聴者数はより多くの「登録者数」獲得に繋がっていく。この登録者数はもちろんリアルなものではなく、通貨としてモール33内で各種アイテムやスキンなどの購入に充てられる交換可能な概念だ。プレイヤーのサブスクリプション加入者の推移はさぞ波のあるものになるのだろう。

また、本アップデートでは6種類の新規楽曲も追加。本作『ODDCORE』では、設定したBGMによってゲーム中にさまざまな効果が発動する「Track Mods」というシステムが実装されている。これは設定したゲーム内BGMによって敵のスピードが上がったり、プレイヤーのダメージに補正がかかったりするなど、自分が選んだ楽曲に実際の効果が付随するユニークなシステムだ。Track Modsには、PC内の好きな音楽を選択できる「カスタムミュージック」機能もあり、お気に入りの楽曲にどのような能力が割り当てられているのかを確認する楽しみも存在する。
このほか、グローバルリーダーボードの追加やメインモード向けにエリアの追加がなされるなど既存コンテンツにも手がくわえられている。各種のQoL改善も含まれており、詳しい内容はパッチノートを確認して欲しい。

『ODDCORE』は2026年1月、Steamにて早期アクセス版の配信を開始。その後も多数の大型アップデートを重ねており、バージョン0.5となる今回は通算5回目となる。本作は本稿執筆時点で1100件以上のSteamユーザーレビューを集め、うち96%が好評とする「圧倒的に好評」のステータスを獲得している。多数の武器やガジェットを組み合わせ、ランごとに異なるビルドを構築できる本作は、そのスピーディーかつ爽快感のあるプレイ感覚と、サイケデリックなエフェクトが合わさることによって何とも言えない中毒性を発揮している。レトロなビジュアルとシステム面の完成度も高く評価されており、本作のもつ独特の雰囲気は多くのプレイヤーを惹きつけているかたちだ。
本作は1年程度の早期アクセス期間を見込んでおり、今後も精力的に開発を進めていく方針が明かされている。本作を手がけるODDCORPは、今回のバージョン0.5以降の展望として「マルチプレイヤーモード」の実装も掲げている。開発チームは本アップデートに想定以上の時間がかかった背景として、マルチプレイのために基盤システムまるごと再構築したとも語っており、開発側のモチベーションの高さがうかがえる恰好だ。
ちなみに本作では、大型アップデートの際には価格が若干上昇することがあるとアナウンスされている。この価格上昇は前回の大型アップデート「不安定な大群」にて実施されたが、今回の「モール33」では見送られている。
『ODDCORE』はPC(Steam)向けに配信中。現在は大型アップデート記念のスペシャルプロモーションとして10月2日まで、定価の20%オフとなる税込1119円で購入可能だ。
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