『スプラトゥーン レイダース』、ルートシューター専門家からも高評価で海外で注目浴びる。『Borderlands』で『DOOM』なところがあるとして

任天堂は7月23日、『スプラトゥーン レイダース』をリリースした。対応プラットフォームはNintendo Switch 2。本作についてルートシューターの専門家ともいえるYouTuberのレビューが海外で注目を集めている。

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任天堂は7月23日、『スプラトゥーン レイダース』をリリースした。対応プラットフォームはNintendo Switch 2。発売後さっそく多くのプレイヤーが楽しんでおり、メディアからの評判も高い。そんな本作についてルートシューターの専門家ともいえるYouTuberのレビューが海外で注目を集めている。

『スプラトゥーン レイダース』は任天堂の人気対戦シューティングゲーム『スプラトゥーン』シリーズ初のスピンオフ作品だ。舞台となるのは謎多きウズシオ諸島。新たな主人公であるメカニックが、すりみ連合と共にオタカラを巡る大冒険を繰り広げる。本作は対人戦ではなく1人または最大4人での協力プレイとなっている。『スプラトゥーン』に搭載されていたサーモンランを拡張したような形式であり、さまざまなシャケと戦い、オタカラを手に入れるといったプレイ内容になっている。

本作はミッション形式でゲームが進行。向かう先は火山地帯から氷雪地帯までさまざまなロケーションが存在する。オタカラの周りにはウズシオ諸島で独自の進化を遂げたシャケたちが立ちはだかる。多様なブキをメインに、3つまで装備できるガジェットを駆使し、時にはスリミ連合が乗り込むロボットの助けを得ながらシャケを撃ち倒し、オタカラをゲットするのだ。

さらに本作では多様なビルド・成長要素が存在する。ブキやガジェットはシャケを倒すとドロップすることがある。ブキの種類は100種類以上存在し、さらにはレベルと特殊効果が付与されることがある。同じブキでも好みの効果を持ったものを選別する楽しさがある。メカニック自身もレベルアップやタンクの調整による体力や攻撃力の底上げをおこなうことができ、徐々に強くなっていく様子を楽しむことができる。

そんな本作は7月23日に発売後、多くのプレイヤーで賑わっている様子がSNS等で確認できる。海外メディアからの評価も高く、レビュー集積型サイトMetacriticのメタスコアは81点と高評価を獲得している。

そのような中、一部海外ユーザーが興味を示しているのがゲームレビューYouTuber Skill Up氏が投稿したレビュー動画だ。同氏は多様なレビュー動画を投稿しており、『The Division』の動画でも名を轟かした、ルートシューター専門家ともいえる人物だ。そんな同氏が本作を『DOOM』シリーズ、『Borderlands』シリーズ、『Destiny』シリーズなどの名作シューター作品になぞらえて評価している内容が注目を集めている。

Skill Up氏は数十種類登場するシャケたちのバリエーションに注目。正面を装甲でガードした「テッパン」や遠くからこちらを狙う「メガ盛りタワー」を例に上げている。これらのシャケの登場は優先的な対応が求められる。一見その対応は簡単そうだが、他の敵やインクの状態によっては非常に困難になることもある。

『DOOM』シリーズは特にリブート版よりそうした戦略要素が顕著であり、たしかに類似した設計といえそうだ。そうした敵のバリエーションによる、ある種パズル的な戦闘については多くのシュータージャンルが持ち合わせているものの、アリーナ的なステージの中で多彩な敵が一斉にプレッシャーをかけてくるデザインがとりわけ『DOOM』シリーズを思い起こさせるという。

このように戦闘デザインは『DOOM』を彷彿とさせる点があるが、ブキやガジェットなどのゲームシステムはルートシューターの金字塔『Borderlands』や『Destiny』、ハクスラRPGの『Diablo』などから「良いとこ取り」をしていると評価。なおかつ多くのルートシューターが陥る失敗を回避していると絶賛している。まずは、「違う武器なのに使用感がほぼ同じ」というデザインを回避し、プレイスタイルが大きく変化するローラーや傘のような多様なブキが存在しており退屈させない設計だという。

さらには多くのルートシューターが「大量のアイテムをドロップさせ、報酬を手に入れた感覚を演出しているが、その実解体する手間がかかるだけ」というデザインの罠に陥る中、ドロップ率を絞り、利用価値の高いドロップが多い点を評価している。また、本作ではガジェットのアップグレードがスキルツリーの代替として機能していると指摘。「長時間レベル上げしてクリティカル率が少し上がる」といったつまらないものではなく、シンプルでインパクトの大きい変化をさせられるとしている。

『Destiny』的な要素としては2つの例を出している。1つ目は現在のクラス以外の装備もドロップする点だ。本作においても装備にかかわらずブキやガジェットがドロップする。これはことなるプレイスタイルをプレイヤーが試す機会としての役割をしっかりと果たしているとのこと。2つ目はミッションの多様性だ。本作は『Destiny』のようなオープンフィールドとはデザインを異にしつつも、プレイヤーを飽きさせないバリエーションに富んだミッションを実装しているとのこと。ダンジョン攻略のようだったり、ボスラッシュだったり、はたまたパズル要素のあるギミックステージなど、プレイしながらさまざまなメカニクスを把握していく、多様性あるステージがが本作には存在するとのことだ。

このように本作はどちらかというとカジュアル寄りに設計されているゲームと思われるが、名作シューターのエッセンスをしっかりと盛り込んでいると同氏はレビューしている。

このレビュー動画を受けてハードコアな海外ゲーマーたちも興味をそそられているようだ。かわいくポップなビジュアルの本作がコア向け海外ゲームに例えられ、ルートシューター専門家ともいえるSkill Up氏が評価している内容は非常に興味深い。こうして幅広いユーザーに届いていそうな本作は、本日発売されたばかりだ。今後もアップデート等により大きな盛り上がりを見せるのか、引き続き注目していきたい。

スプラトゥーン レイダース』はNintendo Switch 2向けに発売中だ。

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Genki Hashimoto
Genki Hashimoto

インディーメインに一人称酔い意外は全てを愛するゲーマー。趣味は翌週のsteamリリース全チェック。

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