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98年発売高評価サイコホラー『Sanitarium』リマスター版発表。快適性向上、高解像度化で妄想入り混じる狂気世界への没入感マシマシ
Ziggurat Interactiveは8月25日、サイコホラーアドベンチャーゲーム『Sanitarium』の現代向けリマスター版『Sanitarium Enhanced』を2026年内に発売すると発表した。

パブリッシャーのZiggurat Interactiveは8月25日、サイコホラーアドベンチャーゲーム『Sanitarium』の現代向けリマスター版『Sanitarium Enhanced』を2026年内に発売すると発表した。対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)。
『Sanitarium』は1998年にWindows 95向けに発売されたサイコホラーアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは交通事故に巻き込まれて記憶を失ったのち、現実と妄想が入り混じる異界へとやってきてしまった主人公「マックス(Max)」となり、自らの正体につながる断片的な真実をつなぎ合わせていく。


本編はマックスを操作し、章ごとの舞台となるフィールドを探索しながらストーリーを進めていく。探索の過程では行く手を阻むパズルを解いたり、舞台となる異界の住民たちと会話して情報を集めたりする。ただし、舞台となるフィールドは奇形の子供たちが住まう村、昆虫のような変異体がはびこる町、グロテスクな“なにか”が散らばるサーカスなど、いずれも狂気に満ちた場所ばかり。そんな世界を顔が包帯で覆われ、容姿の分からない主人公になりきって探索し、真実に迫っていくという精神的恐怖を煽り立てるゲームプレイと独特の世界観を特徴としている。
オリジナル版はアメリカのデベロッパーで、2000年に解散したDreamForge Intertainment(旧名Event Horizon Software)が開発。現実と妄想が入り混じった世界観とストーリー、当時としては珍しいフルボイスによる演出などで高く評価され、30万本以上を売り上げるヒット作になった。

2014年にはオリジナルのPC版を忠実に移植し、実績とクラウドセーブ機能を備えた移植版がSteam向けにリリース。2015年にはタッチスクリーン操作と仮想パッド操作に両対応すると同時に、オートセーブ機能やヒント機能を新たに追加したモバイル(iOS/Android)版もリリースされている。Steam向け移植版、モバイル版の開発はいずれもフランスに拠点を置くゲーム会社のDotEmuが担当した。

今回発表された『Sanitarium Enhanced』は、ブラジルのゲームスタジオであるQUByte Interactiveが開発を担当。基本的なゲーム内容はオリジナル版を踏襲しつつ、高解像度化、コントローラー操作への完全対応が図られている。Steam版に関しては、Steam Deck向けの最適化も行われているとのことだ。
また、ゲーム体験の向上を図る機能として移動速度の切り替えオプションも追加。iOS/Android版にて追加されたヒント機能も引き継がれているという。さらにオリジナルの1998年版を開発したチームによる未公開素材を含むボーナスコンテンツを閲覧できるギャラリーも用意。ほかにオリジナル版当時に存在したバグの修正も行われているようだ。
オリジナルを忠実に再現したPC版はSteamのほか、GOG.comでも販売されており、2026年現在も購入可能だ。ただし、コントローラーには対応していないため、キャラクターの移動などは1998年当時のオリジナル版と同じくマウスによるポイント&クリック形式になっている。

今回発表されたリマスター版は、2026年現在では不便さが付きまとう操作系が大きく改められると同時に、移動速度の切り替えも可能になるとのことで、より遊びやすくなりそうだ。過去にSteam版に触れた際に操作系に難を感じ、プレイを断念したプレイヤーにとっても改めて挑戦するいい機会にもなるだろう。売りである現実と妄想が入り混じった世界観とストーリーにも没入しやすくなることから、この機会に1998年当時に高く評価されたその内容を体験してみるのも一興である。
『Sanitarium Enhanced』はPS5/PS4/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに2026年発売予定だ。なお、ストアページによると日本語表示には対応していない。
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