Global Sites
『ウィッチャー3 リマスター』PC版の「髪の毛さらさら」化オプション、負荷が激重になる不具合発生中。“さらさらゲラルト”は解消まで封印推奨
『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』にて「NVIDIA HairWorks」に関連する問題が確認された。パフォーマンスに重大な影響を及ぼす可能性があるといい、修正されるまで設定をオフにすることが推奨されている。

CD PROJEKT REDは10月1日、『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』(以下、ウィッチャー3 リマスター)のPC版のグラフィック設定のひとつ「NVIDIA HairWorks」に関連する問題が確認されたことを報告。パフォーマンスに重大な影響を及ぼす可能性があるといい、修正されるまで設定をオフにすることが推奨されている。
『ウィッチャー3 リマスター』は、怪物退治を生業とするウィッチャー、リヴィアのゲラルトを主人公としたオープンワールドRPG『ウィッチャー3』のリマスター版だ。ビジュアルや戦闘システムの強化にくわえ、キャラクターや敵の挙動の改善、スキルツリーの刷新、さらには新フィニッシャーの追加やフォトモードの拡張など、多岐にわたる調整がおこなわれている(関連記事)。

さらに、発売済みの拡張パック「無情なる心」「血塗られた美酒」も同梱。さまざまな点が刷新されたリマスター版ながら、『ウィッチャー3』所有者向けには無料アップグレードとして提供されている。ただしPS4版から既存のPS5版へのアップグレード、およびNintendo Switch版から新発売されたNintendo Switch 2版へのアップグレードには100円が必要となる。
そんな『ウィッチャー3 リマスター』にて、グラフィック設定のひとつ「NVIDIA HairWorks」に関連する問題が確認されたことが報告された。NVIDIA HairWorksはオリジナル版から存在した設定であり、DirectX 11のテッセレーションを利用して大量の毛髪ストランドを描画する技術だ(NVIDIA公式サイト)。設定にてゲラルトのみ、あるいは対象となるすべてのキャラの毛髪に適用することができる。髪の毛一本一本が描画されることで、さらさらと髪の毛がなびくようになる。
そして『ウィッチャー3 リマスター』ではNVIDIA GeForce RTX 50シリーズのユーザー向けに、Linear-Swept Spheres(LSS)を用いたパストレーシング毛髪描画設定も実装。従来のNVIDIA HairWorksは髪の毛一本一本がテッセレーションされた三角形で構成されており、レイトレーシングまたはパストレーシングを適用した際には処理する際の計算コストもメモリ使用量も膨れ上がる問題があったという。
そこでLSSでは、三角形の代わりに球体とチューブを組み合わせることで、ゲームプレイ中によりリアルに見える髪を作り出しているそうだ。さらにストランドベースの髪をパストレーシングで効率的に描画できるようになり、描画に必要なジオメトリ量やメモリ消費量が減少することもアピールされている(NVIDIA公式サイト)。NVIDIA GeForce RTX 50シリーズのユーザーはNVIDIA HairWorksにおける「毛髪のパストレーシング」をオンにすることで適用可能だ。

今回はそんなNVIDIA HairWorksに関する問題が報告された。パフォーマンスに重大な影響を及ぼす可能性があるといい、修正されるまで設定をオフにすることが推奨されている。NVIDIA HairWorksの設定自体をオフにすることが案内されているため、先述したLSSの導入による問題かどうかは不明だ。いずれにせよ、快適にプレイするためには、ゲラルトをはじめとするキャラの“さらさらヘア”は修正までお預けとなるだろう。
このほか『ウィッチャー3 リマスター』ではセーブに関する不具合なども発生中(関連記事)。またAMD製のGPUユーザーから不具合報告も寄せられているが、こちらは最新のRadeonドライバーを適用することで解決するそうだ。不具合には開発チームが確認済みのものもあり、修正が期待される。
『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』はPC/PS5/XBOX Series X|S/Nintendo Switch 2向けに配信中だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


