『Until Dawn』など生んだホラーゲーム特化スタジオSupermassive Games、大規模レイオフ。3年連続でごっそり人員削減、新作の苦戦も影響か

Supermassive Gamesは8月11日、最大75名のスタッフを対象とするレイオフを実施することを発表した。

Googleでお気に入り登録

Supermassive Gamesは8月11日、最大75名のスタッフを対象とするレイオフを実施することを発表した。同スタジオで3年連続で人員削減がおこなわれるかたちとなる。

Supermassive Gamesは英国に拠点を置くゲーム会社だ。ソニー・インタラクティブエンタテインメントから2015年に発売された『Until Dawn -惨劇の山荘-』オリジナル版を開発したことで知られるほか、『The Dark Pictures』シリーズ、『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』など、プレイヤーの選択で物語の展開が大きく変わるホラーアドベンチャーゲームをさまざま手がけてきた。

今回同スタジオは、人員削減に向けた協議プロセスを開始すると発表。最大75名のスタッフが影響を受ける見込みだという。同スタジオの求人ページによると従業員数は約170名であり、約40%以上の人員が削減される可能性がうかがえる。なお同スタジオでは2024年に当時の従業員数の30%にあたる約90名を対象とするレイオフを実施(Bloomberg)。さらに2025年にも36名のレイオフが実施された。3年連続で人員削減がおこなわれているわけだ。

Supermassive Gamesは直近では、バンダイナムコエンターテインメントから2025年10月に発売された『リトルナイトメア3』の開発を担当。さらに初の自社パブリッシングの新作『Directive 8020』を延期を経て今年5月12日に発売していた。

なお『Directive 8020』は本稿執筆時点でSteamユーザーレビュー1300件中好評率63%の「賛否両論」ステータス。最大同時接続プレイヤー数は3072人と、近年同スタジオが手がけたゲームの中でもっとも初動の勢いの弱いタイトルになっていた(SteamDB)。売上本数は公表されておらず、またSteam以外のプラットフォームでも展開されている点には留意したいが、初のセルフパブリッシングタイトルが評価やセールス面で苦戦している可能性も垣間見える。とはいえホラーアドベンチャーゲームを主軸に一定の評価を得てきたSupermassive Gamesが、今後どのような舵取りをおこなっていくのかは注目されるだろう。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Googleでお気に入り登録
Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

記事本文: 3888