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「ねこねこソフト」新作ビジュアルノベル『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』7月10日配信へ。『ナルキッソス』片岡とも氏が贈る、「迷い家」と少女にまつわる切ない奇譚
OVERLAP GAMESは6月26日、『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』を7月10日にリリースすると告知した。

ビジュアルノベルゲームブランドOVERLAP GAMESは6月26日、『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』を7月10日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。7月発売予定とされてきたが、リリース日が正式に決定した。
『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』は、昭和を舞台にちょっと切ない伝奇物語が描かれるという、ビジュアルノベルゲームである。本作の舞台となる辺鄙な田舎町には、山に入ると呪われるというちょっとした伝承が存在。山には煤と呼ばれる化け物が棲んでおり、湖の中には社があるそうだ。本作の主人公である高校生の松田尚冬は、妹と共に祖父母の実家を訪問。夏休みを利用した毎年恒例の小旅行で、田舎へやってきていた。
本作では、村にやってきた彼が伝承の山へ入る。彼は化け物の住処を見たことがあり、ただの古びた社だと知っていたため、臆することなく再び禁忌の場所へ足を踏み入れるのだった。松田尚冬は、そこで湖から顔を出した古びた社を再び発見し、躊躇なく中へ入ろうとする。しかしなぜ以前訪れた際に社の中へ入らなかったのだろうか。彼はは、社の前まで来たのなら絶対に入ったはずだと考えたが、なぜか当時のことを覚えていなかった。そんな彼の前に、煤と呼ばれる少女が出現。彼女の声と共に、主人公は迷い家での記憶を思い出すのだった。外に出ると過ごした記憶を忘れる迷い家と、そこに住む長い月日を生きる少女・煤。不思議な迷い家でのちょっと切ない伝奇物語が描かれる。


迷い家に住む少女・煤にまつわるストーリーは、ビジュアルノベルとして展開される。テキストを中心に、フルボイスやスチルの演出をまじえて物語が進行していくわけだ。公称プレイ時間は7時間から10時間程度とされている。ストアページによれば、本作は最後まで一気に駆け抜けたくなるようなボリュームに仕上げられているとのこと。難しい操作は一切なく、ストーリーは遊びやすいチャプター単位で区切られている。心を揺さぶる物語に集中して、一気に読み進められるような内容となっているのだろう。

本作の制作陣としては、ねこねこソフトが開発、片岡とも氏がシナリオ/脚本を担当している。同氏はねこねこソフトの美少女ゲームタイトルや、『ナルキッソス』『Christmas Tina ‐泡沫冬景‐』など多数の作品に携わってきたシナリオライター。発表時のコメントでは、同氏はちゃんと積み上げてきた展開で読者に納得してもらえる結末のほうが好きなどとコメントしており、そういったシナリオに期待できそうだ。本作関連では、2月より体験版が配信中。体験版では配信後、セーブ/ロード機能の刷新やスキップモードの実装、演出/文字速度の改善といったラッシュアップもおこなわれてきた。製品版は体験版を経て刷新されたシステムになっているようだ。
また本作は、株式会社オーバーラップによるビジュアルノベルゲームブランド「OVERLAP GAMES」第1弾タイトルとなっている。同社はライトノベル、コミック、アニメなどを中心に、エンターテインメント事業を手がける企業。2025年11月の設立時のプレスリリースによれば、同社はこれまで出版映像などで多くの物語を手がけてきたが、新たな挑戦としてビジュアルノベルという舞台に立つとのこと。物語を愛するすべての方々に、心揺さぶる体験を届けるという。同ブランドのタイトルとしては、『終末の明日亭で乾杯を。』も開発中となっている。
『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』は、PC(Steam)向けに7月10日リリース予定だ。
【UPDATE 2026/6/26 17:18】
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