ねこねこソフト新作『恋しかるべき』、Steamで97%好評スタート。今風かつ“ねこねこソフトらしさ”も濃厚で、グローバルな人気

OVERLAP GAMESは7月10日、ねこねこソフトが手がける『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』をリリースした。本作はさっそく好評を博している。

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ビジュアルノベルゲームブランドOVERLAP GAMESは7月10日、ねこねこソフトが手がける『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はユーザーレビューにてさっそく好評を博している。

『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』は、ビジュアルノベルゲームである。昭和47年を舞台にしたちょっと切ない伝奇物語が描かれる。高度経済成長期のまっただ中、都会はビル群に溢れ、信仰が薄れゆくなか、本作の舞台となる辺鄙な田舎町には、山に入ると呪われるというちょっとした伝承が残っていた。山には煤(すす)と呼ばれる化け物が棲んでおり、湖の中には社があるそうだ。本作の主人公である高校生の松田尚冬は、妹の理沙と共に実家を訪問。夏休みを利用した毎年恒例の小旅行で、田舎へやってきていた。

非科学的な存在を信じず、実際に過去に訪れてただの古びた社であることを知っていた尚冬は臆することなく、禁忌とされる場所へ足を踏み入れる。湖の社に足を踏み入れたとき、煤とよばれる少女が出現する。彼女の声を聞いて尚冬は以前も社に足を踏み入れ、煤と出会ったことを思い出す。こうして5年と3日ぶりに再開した煤と尚冬の物語が再開する。

本作はチャプター形式のビジュアルノベルとして物語が進行していく。公称プレイ時間は7〜10時間とのことで一気に駆け抜けても良いし、チャプターごとに区切られているためやめどきも見つけやすい、現代にチューニングされたプレイのしやすさが魅力の作品となっている。

そんな本作は発売後から好評のレビューが相次ぎ、本稿執筆時点で約50件の内97%が好評とする「好評」ステータスを獲得している。全編フルボイスの音声、CG、昭和を感じさせる音楽のクオリティによって生み出される高い没入感と登場人物の絆が描かれるストーリーが評価されているほか、本作のシナリオを手がける『ナルキッソス』などを生み出した片岡とも氏のファンから新作を喜ぶ声も寄せられている。ねこねこソフトの作品は、過去のゲームでも安易な恋愛模様を描かず、人間関係をしっかりと描いた作風が特徴となってきた。本作でも、そのような強みが活かされている点が好評を得ているのだろう。特に中国語でのレビューが多く、中国圏での片岡氏のファンベースの多さをうかがわせる。

ちなみに本作は株式会社オーバーラップによるビジュアルノベルゲームブランド「OVERLAP GAMES」第1弾タイトルとなっている。海外展開を見据えたブランドとのことで中国圏でのヒットは初作として1つの成功を収めたかたちと言えそうだ。なお弊誌は片岡とも氏と、本作のプロデューサ―を務めるオーバーラップの上岡忠史氏にインタビューを実施している。『恋しかるべき』が生まれた背景などを訊いているので、気になる方は是非確認してほしい(該当記事)。

『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』はPC(Steam)向けに配信中だ。リリース記念セールとして、7月20日まで10%オフの税込2160円で購入できる。

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Genki Hashimoto
Genki Hashimoto

インディーメインに一人称酔い意外は全てを愛するゲーマー。趣味は翌週のsteamリリース全チェック。

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