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物理演算リアル炭鉱経営シム『BERGWERK』発表。“地元が炭鉱地帯”な開発スタジオがとことん再現する、過酷地下採掘ゲーム
Aerosoft GmbHは8月3日、Hindsight Studiosが手がける『BERGWERK – A Mining Sim』を発表した。

パブリッシャーのAerosoft GmbHは8月3日、Hindsight Studiosが手がける『BERGWERK – A Mining Sim』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。
『BERGWERK – A Mining Sim』は、架空のドイツ炭鉱地帯「グルーベンタール」を舞台とする、シングルプレイ向けの炭鉱経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは小さな土地とツルハシを元手に事業を始め、地上に炭鉱施設を建設。地下へ坑道を掘り進めながら石炭を採掘し、やがて世界市場で取引する大規模な採掘会社へと成長させていく。

本作は、地上で新たな土地を取得しながら採掘場を設計していく。坑口に設置する竪坑櫓や貯蔵施設、石炭の処理プラントなどを自由に配置し、採掘から出荷までを支える拠点を築くという。一方、地下には複数階層からなる鉱山が自動生成され、石炭層の位置や品質、地下の構造もプレイごとに変化。決められたグリッドに沿うのではなく、立入坑道や巻き上げ設備、輸送経路を自由に計画できるようだ。

採掘方法も事業の発展にあわせて変化する。序盤はツルハシや爆薬を使って岩盤を掘り進め、設備が整えば長壁式採炭法や柱房式採炭法を導入。巨大なドラムカッターをはじめとする大型機械によって、石炭層を大規模に切り崩せるようになるという。公開されたスクリーンショットでは、岩盤に設けた穴へ爆薬を装填し、発破用の配線をつなぐ場面や、重機で岩盤を削る様子が確認できる。

ただし、地下へ深く進むほど安全管理も複雑になるようだ。坑道には物理演算を用いた荷重分布がシミュレートされており、支柱を適切に配置しなければ天盤が崩落。さらに電力供給や坑内水の排水、換気の確保、ガスおよび粉塵の管理も必要となり、採掘作業と並行して地下インフラを維持しなければならないという。また、本作には鉱山列車やホイールローダー、地下輸送車両など15種類以上の運転可能な重機が登場。地上では正式ライセンスを取得した大型トラック「MAN TGX」も運転できるようだ。一方、車両には摩耗や故障の仕組みが存在し、中古車と新車では価格だけでなく信頼性も異なるという。

採掘した石炭は、ベルトコンベアや鉱山鉄道、スキップホイスト、トラックなどを組み合わせて地上へ運搬する。輸送設備は自由に接続でき、採掘地点から処理施設、出荷地点までの物流網を構築可能。地上へ運び出した石炭は価格が変動する市場で販売し、収益を新たな土地や重機、インフラへ投資するとされる。そのほか、資金が不足した際にはローンを利用できるようだ。

本作の開発を手がけるのはインディーデベロッパーのHindsight Studios。同デベロッパーが拠点を置くドイツのルール地方は、ドイツ有数の炭鉱地帯として知られる地域だ。『BERGWERK – A Mining Sim』は同デベロッパーにとって過去最大規模のプロジェクトであるとともに、ルール地方に捧げる作品として開発されているという。炭鉱産業が息づく土地から生まれる本作が、採掘と経営の営みをどう描き出すのか注目される。
『BERGWERK – A Mining Sim』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定。
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