「ゲーミング図書館アワード 2026」募集開始。ボドゲ・デジタル問わず、ゲームいっぱい&活用を進める図書館に贈る賞

ゲーミング図書館アワード実行委員会は5月23日、「ゲーミング図書館アワード 2026」の受賞候補期間の推薦募集を開始した。

ゲーミング図書館アワード実行委員会は5月23日、「ゲーミング図書館アワード 2026」の受賞候補期間の推薦募集を開始した。募集期間は8月31日まで。アワード受賞機関の発表は、「第28回図書館総合展2026」の開催会期中に実施される。

ゲーミング図書館アワードはゲームの提供や利用およびコレクション形成・展示などについて優れた実績のある図書館やアーカイブ機関をたたえることを目的とした賞だ。2023年より開催され、今回は第4回の開催となる。受賞対象としては「ゲームの利用サービス・提供サービスにおいて特に優れた実績があると認められた図書館およびアーカイブ機関」、「ゲームのコレクション形成や展示やイベントの運営について、複数年にわたり顕著な功績があったと認められる図書館およびアーカイブ機関」の2つを掲げている。

ゲーミング図書館アワードは、図書館におけるゲーム利用促進を進めてきた「図書館とゲーム部」ならびにゲームのアーカイブ形成を目的とした図書館員・研究者で構成されたゲーミング図書館アワード実行委員会によって実施されている。図書館でのゲーム利用はコミュニティ形成、ヤングアダルト層の図書館への入口、経済的不平等の是正などの目的で海外で急速に進んでいるといい、本アワードはそうした動向を国内において後押しする目的で設置されたそうだ。

昨年の第3回では86個のボードゲームを所蔵し、貸出もしているかつ定期的にイベントも開催している焼津市立大井川図書館が大賞を受賞している。優秀賞(デジタルゲーム)には図書館を舞台にしたデジタルゲーム「TOSHOKAN QUEST」を開発し、図書館のガイダンスや利用教育を行っている城西大学水田記念図書館が選出された。その他の賞として優秀賞(ボードゲーム)や審査員特別賞が授与されている。

アワード受賞機関の発表は、図書館界最大のコンベンションを謳う「図書館総合展」の会期中に発表される。図書館総合展は10月20から22日にかけてパシフィコ横浜ホールC、アネックスホールなどで開催される。受賞候補者への応募は自薦他薦を問わないとのことなので、近くの図書館にこのような取り組みをおこなっている場所があったら是非応募してみてはいかがだろうか。応募は専用フォームから8月31日まで可能だ。

なお、海外における図書館でのゲーム利用の例としては、たとえばフィンランドにあるヘルシンキ中央図書館「Oodi」では専用のゲームスペースや借りられるボードゲームなどが用意されたフロアが存在。他にもカナダのトロント公共図書館では「デジタルイノベーションハブ」として図書館カードのみでゲーム開発もおこなえるPCを貸し出すサービスが提供されている。ゲーミング図書館アワードによって、そうした図書館でのゲームの利用が日本国内でも推進されるかは期待される。デジタルゲームを扱うことが多い弊誌としては、ボードゲームの活用が多そうな国内で、デジタルゲームを取り扱った図書館が受賞するかどうかにも注目していきたい。

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Genki Hashimoto
Genki Hashimoto

インディーメインに一人称酔い意外は全てを愛するゲーマー。趣味は翌週のsteamリリース全チェック。

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