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「『グランド・セフト・オートVI』を生きて遊びたい」難病ファンの元に、治療費用など「1000万円以上」の募金集まる。熱い支援に“お礼の『GTA6』配信”を約束
『GTA6』の発売日を迎えようと闘病を続けるJerry Fort氏のもとにファンコミュニティから約7万ドル(約1000万円)の募金が集まったことが注目を集めている。

Rockstar Gamesは2026年11月19日に『グランド・セフト・オートVI』(以下、GTA6)をリリース予定だ。発売日を迎えようと闘病を続けるTikTokerのJerry Fort氏のもとにファンコミュニティから約7万ドル(約1000万円)の募金が集まったことが注目を集めている。Dexertoなどが報じている。
『GTA6』は、Take-Two Interactive傘下のRockstar Gamesが手がける、人気オープンワールドクライムアクションゲーム『グランド・セフト・オート(GTA)』シリーズの最新作だ。PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定。本作の舞台となるのは、米国の架空の州であるレオナイダ州。過去作『グランド・セフト・オート・バイスシティ』などに登場したバイスシティをはじめとする街を擁する州であり、シリーズ最大級に進化した規模と没入感が表現されるという。
本作は2023年に発表され、当初は2025年の発売予定とされていたものの、ユーザーの期待に応えるためのクオリティアップとして複数回リリースを延期。現在は2026年11月19日の発売が予定されている。前作『グランド・セフト・オートV(GTA5)』から実に13年ぶりの発売となり、多くのファンが発売を心待ちにしている状況だ。
そんな本作に関連して、TikTokerのJerry Fort氏のある投稿が注目を集めた。8月8日にFort氏はTiktokに「Rockstar and their delays man…(ロックスターの延期め…)」というタイトルの動画を投稿。動画内では同氏の抱える間質性肺疾患のためにICU(集中治療室)に入ることを明かし、特殊なケースであり肺の移植手術が必要であると語った。発表当初の2025年内、あるいは1度目の延期の際に発表された5月26日(関連記事)であれば普通にプレイできたのに、という気持ちでの投稿であったのだろう。
本動画は執筆時点で約180万回以上再生され、大きな注目を集めている。コメント欄では世界各地から応援のコメントが寄せられていることを確認できる。そうした注目の結果、同氏の母親がおこなっていたGoFundMeでの寄付募集には現在約3800件で約73万ドル(約1160万円)を超えた支援が集まっている。集まった募金は、移植手術を含めた回復までの治療費と療養のための転居費用にあてられるとのこと。
こうした支援に対し、Fort氏は8月9日に動画を投稿。寄付やコメントを寄せてくれた人々に感謝を述べた。ネットの世界で育つと温かさには期待しないことが多いが、こんなにたくさんの愛をもらえるとは思っていなかったとも発言。そして、回復した時には、必ず『GTA6』の配信をすると語った。『GTA6』を通じて繋がり、支援をおこなってくれたユーザーに対するFort氏なりの“お礼”ということだろう。
近年大作ゲームの開発期間は長期化する傾向にあり、普通の人にとっては待てるような時間も致命的な長さを持つ人もいる。『GTA6』については、Rockstar Gamesが余命宣告を受けたユーザーの親族からのメッセージに対応した事例もあった(関連記事)。そのほか余命いくばくもないとされつつも、『レッド・デッド・リデンプション2』を遊びたいと願った青年のもとに、同作デモが特別披露された例などもある。一方で今回はそうしたメーカーの計らいではなく、コミュニティからの支援が寄せられた点で興味深い。コミュニティが一体となり、病気に苦しむ一人のユーザーへの熱い支援の輪が広がった格好だ。
ちなみに8月10日に更新されたGoFundMeのコメントによれば、支援によって手続きがずっとスムーズに進んだとのこと。どうやら順調に進んでいるようながら、まずは同氏の手術の成功、そして何よりも同氏の無事を祈りたい。そして術後におこなわれるかもしれない、Fort氏の『GTA6』配信にも期待が寄せられる。
『グランド・セフト・オートVI』はPS5/Xbox Series X|S向けに2026年11月19日に発売予定だ。
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