『バイオハザード』シリーズ、直近1年間で「計2600万本以上」も売れていた。『レクイエム』だけでなく、『RE:4』なども“勢い初年度級”で売れまくる

2009年の『バイオハザード5』や2012年の『バイオハザード5』までもが200万本弱を記録している。

カプコンは5月13日、「2026年3月期」の業績を発表し、『バイオハザード』シリーズの累計販売本数が2億本を突破したことが明らかとなった。あわせて、直近1年間だけでもシリーズ全体で約2700万本を販売していたことが報告されている。

カプコンの決算補足資料によると、2026年3月期のの業績は連結売上高および営業利益ともに過去最高を記録し、13期連続で営業増益となっている。好業績の要因として、新作および旧作のリピート販売が挙げられており、年間販売本数およびリピート販売本数も過去最高を記録している。

Image Credit: カプコン

新作としては2月に発売された『バイオハザード レクイエム』が3月末時点で691万本を販売。発売後には1週間足らずで500万本を突破していたが、勢いそのままに販売本数を上乗せしたかたちだ(関連記事)。新作全体の本数は960万本と発表されており、その実に70%以上を『バイオハザード レクイエム』が占めている。同作はメディアレビュー集積サイトMetacriticにて、現時点で2026年最高スコアとなる89を獲得。Steamユーザーレビューにおいても好評率96%の「圧倒的に好評」ステータスを獲得しており、今後の推移にも注目されるところだろう。

リピート作については、『バイオハザード』シリーズおよび『デビル メイ クライ 5』を中心に販売本数を伸ばしたとのこと。特に『バイオハザード』シリーズについては、『バイオハザード ヴィレッジ』やリメイク作となる『バイオハザード RE:2』から『バイオハザード RE:4』までがいずれも300万本前後を販売。さらに、2009年の『バイオハザード5』や2012年の『バイオハザード6』までもが200万本弱を記録している点も興味深い。直近1年間の『バイオハザード』シリーズ旧作のみで1985万本、新作を含めると2676万本もの販売本数となっており、シリーズ累計販売本数は2億100万本に達している。

Image Credit: カプコン

また決算補足資料には、作品ごとの年度別販売本数も掲載されている。これによると、『バイオハザード RE:3』は初年度390万本に対して直近1年間で340万本、『バイオハザード RE:4』は初年度370万本に対して直近1年間で360万本となっており、初年度に匹敵する販売本数を記録。その他のシリーズ作品も直近1年間で2年目や3年目を上回る本数となっている。一般的に買い切り作品は発売直後に売上が集中し、その後は緩やかに減速していくケースが多いため、この結果には驚きだ。

カプコンは新作に合わせてさまざまなセールを実施しており、今年3月にはシリーズ30周年を迎え、『バイオハザード RE:3』が90%オフとなる399円のセールがおこなわれていた。こうしたセールによって、年月を経ても好調に売れ続けているのかもしれない。そのほか、コンシューマ機やPCだけでなくiOSにも配信するなど積極的にマルチプラットフォーム展開されている点も、セールス獲得に寄与している可能性はあるだろう。

『バイオハザード RE:3』

今年4月には完全新規IPの『プラグマタ』を発売し、16日間で200万本を突破したことが発表されるなど、現在勢いのあるカプコン(関連記事)。そして2026年内には20年ぶりのシリーズ新作『鬼武者 Way of the Sword』が発売予定だ。新作と旧作のリピート販売によって、同社は長期的に年間1億本販売を目指すという。世界で存在感を増し続けるカプコンに引き続き注目される。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

記事本文: 310