“圧倒的に好評”惑星サバイバル『The Planet Crafter』4月10日に正式リリースへ。最大10人協力マルチプレイやDNA操作巨大動物づくりなど新要素もりもり

 

デベロッパーのMiju Gamesは3月27日、宇宙サバイバル・サンドボックスゲーム『The Planet Crafter』を4月10日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)で、現在早期アクセス配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。


『The Planet Crafter』は、惑星のテラフォーミングをテーマにしたサバイバル・サンドボックスゲームだ。本作にてプレイヤーは、何らかの罪により服役している囚人となり、その刑期短縮との引き換えとして惑星に送り込まれ、テラフォーミング作業に従事する。荒涼とした惑星を、人類が住める環境へと作り変えるのだ。

舞台となる惑星は、砂と岩石ばかりが広がる環境となっているが、さまざまな資源が眠っている。また墜落した宇宙船の残骸や、時折降ってくる隕石などからも資源を獲得可能。プレイヤーは、キャラクターの体力や喉の渇き、酸素といったステータスを管理しながら探索し、獲得した資源と設計図をもとに各種設備をクラフトしていくことになる。

クラフトできるものは、たとえば居住スペースとなる建物や家具類、エネルギーを供給する発電設備、あるいはテラフォーミングに直接かかわるものもある。地中のガスを掘り起こし気圧を上げるドリルや、気温を上げるヒーター、酸素を生成する設備などだ。そうしたテラフォーミングにおける各要素の進捗に合わせて、クラフトできる設備がアンロックされていく。

 


本作は2022年3月に早期アクセス配信が開始され、当時には同時接続プレイヤー数のピークが約1万4000人を記録。その後は大きく減少したが、アップデートが配信されるたびに賑わいをみせている(SteamDB)。また、ユーザーレビューには本稿執筆時点で約2万5000件が投じられ、その内の96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。これまでには約75万人が本作をプレイしているとのこと。

早期アクセス配信開始後のアップデートでは、惑星の新たな環境やクラフトアイテム、惑星生物などのコンテンツの追加のほか、クラフトの自動化システムや物流システムの導入、またバランス調整やバグ修正などがおこなわれてきた。

そして正式リリースにあわせたアップデートでは、最大10人での協力マルチプレイモードが実装予定。ほかにも、3種類の惑星環境やエンドゲームコンテンツ、DNA操作による大型動物生成システム、クラフトのアイテムおよびメカニクス、15種類の楽曲の追加もおこなわれる。また、既存の惑星環境の調整やパフォーマンスの改善なども予定しているとのことだ。


『The Planet Crafter』は、PC(Steam/GOG.com)向けに早期アクセス配信中。Steamでは体験版も配信されている。そして4月10日に正式リリース予定だ。正式リリース時には30%オフセールが開催されるそうで、おそらく本作の最安値となるだろう。また開発元は正式リリース後も、本作の追加コンテンツの開発を続けていく方針とのことである。