野生児アクション『オレっ!トンバ』現代機移植版発表。噛みつき、ブン投げ、なんでも使って大冒険

 

Limited Run Gamesは7月13日、『オレっ!トンバ(Tomba!)』現代機移植版を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Nintendo Switch。

『オレっ!トンバ』は、初代PlayStation向けに1997年にリリースされた作品だ。『魔界村』など多数作品を手がけた藤原得郎氏がプロデューサー・ディレクター・デザイナーなどを兼任して開発された。本作の主人公は、野生児トンバ。本作の世界には「魔ブタ」と呼ばれる迷惑な存在がはびこっている。トンバはそんな魔ブタに「ジィちゃんの形見」を奪われてしまい、奪還のためにさまざまな魔ブタを倒していくのだ。

本作は3D描画の横スクロールをベースとしつつ、時折奥行きも織り交ぜたステージ設計となっている。トンバの個性を活かした多彩なアクションで攻略していくことになる。ダッシュやジャンプはもちろんのこと、敵などに噛み付いたり、投げ飛ばしたり、壁にしがみついてよじ登ったりと野生児らしいパワーを発揮してくれる。また、噛みつきは敵の能力を吸い取るといった活用法もあり、思わぬ攻略の糸口を発見するパズル的な楽しみもふんだんに散りばめられている。

*PlayStation版『オレっ!トンバ』


そしてこのたび、Limited Run Gamesより『オレっ!トンバ』の現代機移植版が発表された。今回の移植にあたっては、旧作の現代機移植に特化したCarbon Engineが利用されるという。また、移植にあたっては前述の藤原得郎氏がLimited Run Gamesに協力。オリジナル版でも作曲に携わっていた藤田晴美氏も参加して、音楽も刷新するようだ。

『オレっ!トンバ(Tomba!)』現代機移植版は、PC(Steam)/PS4/PS5/Nintendo Switch向けに発売予定だ。