アゴ長イケメンアクション『学園ハンサムFighters』Steamなどで配信開始。超コンパクト作品

 

チーム欲求腐満は4月5日、『学園ハンサムFighters』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/BOOTH)。価格はSteam版が税込500円、BOOTH版が税込400円。Steamでは4月12日まで20%オフのセールが実施されている。


『学園ハンサムFighters』は、『学園ハンサム』のイケメンたちが格闘アクションを繰り広げる、2Dアクションゲームだ。オリジナルの『学園ハンサム』は、チーム欲求腐満が手がけ2010年に初頒布した、PC用のBLアドベンチャーゲームである。同作の舞台は、県内トップクラスの実力を誇るという男子校「私立薔薇門高校」。主人公である高校2年生の少年は、親の転勤により7年ぶりに故郷へと帰り、私立薔薇門高校へ転入。そこで、個性的なイケメンたちと出会うことになる。幼馴染やアウトロー教師、サッカー部のキャプテンなどとの、友情や愛情などが描かれていく。登場するイケメンの顎が長いことなど、奇抜な内容も同作の特徴だろう。


本作『学園ハンサムFighters』は、そんな『学園ハンサム』の2Dアクションゲームだ。作中冒頭では、私立薔薇門高校のイケメンたちが猫と遊んでいた。しかし、そこへUFOが出現。猫は宇宙人へと連れされてしまう。私立薔薇門高校のイケメンたちは、猫を救うため敵を戦うことになる。本作でプレイヤーは、ステージごとに5人のイケメンの中から操作キャラクターを選択し、ステージ攻略を目指していく。

イケメンたちのアクションとしては、ジャンプ/パンチ/キック/必殺技が用意されている。シンプルなパンチとキックで敵に打撃を与えて倒しながら、ステージを進んでいくのだ。敵としては、なぜか商店街を歩いている宇宙人らしきキャラクターやゴリラ、ヘビなどが登場。イケメンたちには、必殺技も用意されている。

なお、本作は非常にシンプルかつ短い作品となっているようだ。筆者がプレイした限りでは、本作には1st STAGE「薔薇門商店街」と、FINAL STAGE「デビルキャッスル」のみが存在。どちらのステージも、数画面分進めば終了となる。シュールな世界観は健在であるものの、アクションゲームとしてはミニマルな作品という印象である。ボリュームは極めて少ないので、その点は留意したほうがいいだろう。


本作を手がけているチーム欲求腐満は、大学の映像学科の同級生8名で結成された超創作グループである。過去作としては、前述した『学園ハンサム』を制作。本作は、オリジナル作品を開発したチーム欲求腐満による新作アクションゲームとなるわけだ。

『学園ハンサムFighters』はPC(Steam/BOOTH)向けに配信中。BOOTHでは税込400円。Steamでは通常価格税込500円で、4月12日までの期間は20%オフのセールが実施されている。また公式Twitterアカウントによると、本作はスマートフォン版の開発も検討されているようだ。