『Apex Legends』タップストレイフが不具合によりひっそりと弱体化されていた。すぐさま開発元が対応

 

Apex Legends』シーズン14において、タップストレイフがひっそりと弱体化されており、その後修正されたようだ。開発元Respawn Entertainmentが公式Twitterアカウントで発表している。


タップストレイフとは、『Apex Legends』でキーボード・マウスにて用いられるキャラクターコントロールのテクニック。所定の入力をすることで、ジャンプしながら急激に方向転換をすることができる。空中で90度~180度向きを変えることにより、予測しづらい動きをすることが可能。相手の思いもよらない方向へジャンプすることにより、敵のエイムを外し、被弾を減らすことにつながる。近距離での戦闘時や一時退避するときの生存率を上げる上級者向けのテクニックとして知られている。

シーズン14においては、このタップストレイフが弱体化されたとの報告が上がっていた。本来であればジャンプ中に約180度の方向転換が可能となるところ、90度程度の方向転換しかできなくなっていたようだ。

一方、この報告に注目が集まった数時間後、Respawn Entertainmentは公式Twitterアカウントにてタップストレイフに関する問題について、調査中である旨を発表。タップストレイフの弱体化が意図せぬ事態であることを明確にした。そして、その後まもなく修正が実施されたことが案内された。「(タップストレイフは)まもなく正常に戻るはず」とのことだ。

タップストレイフについては、Respawn Entertainmentより削除されると発表されたこともある。しかしその後、本作のゲームデザイナーを務めるJohn Larson氏が、タップストレイフは削除せず調整を加えながらゲーム内に据え置く方針を表明(関連記事)。結果として、シーズン12の先行プレイ時には弱体化が確認されていたものの、シーズン12正式リリース時には弱体化が実装されず、その後は調整されることのないままであった。

なお、過去にLarson氏は以前タップストレイフについて、「動作に関わるようなセンシティブな事項については、確実な手を打っていきたい」とコメントしていた。今後タップストレイフが調整されるにせよ、その際には開発元からパッチノートなどで明確な発表があるとも予想される。いずれにせよ、今回のタップストレイフ仕様変更はあくまで不具合だったようである。

『Apex Legends』では現在シーズン14「ハンテッド」が開催中だ。