「ポケモン ホーム」近日配信アプデで、ついに『アルセウス』『ダイパリメイク』の対応ポケモンが『剣盾』で出し入れ可能に。仕様はやや複雑

 

株式会社ポケモンは5月12日、「Pokémon HOME」のアップデートを近日中に配信すると告知した。Ver.2.0.0では、『ポケットモンスター ブリリアンドダイヤモンド・シャイニングパール(以下、Bダイヤモンド・Sパール)』『Pokémon LEGENDS アルセウス(以下、アルセウス)』との連携に対応。各ソフトに登場するポケモンならば、「Pokémon HOME」経由で『ポケットモンスター ソード・シールド(以下、ソード・シールド)』に連れ出せるようだ。


「Pokémon HOME」は、『ポケットモンスター』シリーズの対応タイトルと連携して動作する、Nintendo Switch/iOS/Android向けのソフトだ。『ソード・シールド』や『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』などと連携可能。各タイトルから「Pokémon HOME」にポケモンを預けることで、「Pokémon HOME」へのポケモンの保管や、『ソード・シールド』への連れ出しが可能となっている。


今回発表されたVer.2.0.0では、「Pokémon HOME」の対応タイトルに、『Bダイヤモンド・Sパール』と『アルセウス』が追加される。これによって両タイトルに対しても、ポケモンの保管と引き出しが可能となるわけだ。ただし、各ソフトでポケモンが覚えられるわざは、ほかのソフトで覚えられるわざと異なるため、ほかのソフトに連れて行った場合にはレベル相当のわざに置き換えられるという。

たとえば『ソード・シールド』で捕まえた50レベルのポケモンを『アルセウス』に連れ出した場合、そのポケモンが『アルセウス』で50レベルの時に覚えるわざを習得する。『アルセウス』および『Bダイヤモンド・Sパール』から、『ソード・シールド』に連れて行った際にも、同じような現象が発生。なお、別のタイトルにつれていくことでレベル相当のわざを覚えたポケモンを元のタイトルに戻すと、元々覚えていたわざを取得していた状態に戻るそうだ。

なお、『Bダイヤモンド・Sパール 』にあたっては、いくつか注意事項が記されている。通常プレイで1匹しか入手できない特別なポケモンは、各セーブデータから1匹まで「Pokémon HOME」に保管可能。本来意図されていない方法で入手したポケモンなどは、「Pokémon HOME」に預けられないようになっているという。

また、『アルセウス』にポケモンを連れ出した時と、『アルセウス』で捕まえたポケモンをほかのタイトルに引き出した場合には、モンスターボールの外見が変更される。これは、『アルセウス』にはほかのタイトルに登場したモンスターボールが存在しないからだという。外見が緑色のストレンジボールへ変更されるそうだ。そのほか『Bダイヤモンド・Sパール』から「Pokémon HOME」に預けたポケモンは、コンディションの確認が可能。『アルセウス』から「Pokémon HOME」に預けたポケモンは、がんばレベルが確認可能となる。


Ver.2.0.0へのアップデートでは、スマートフォン版に機能が追加される。従来の「Pokémon HOME」では、ポケモン図鑑は全国図鑑のみだったが、アップデート後はシリーズの各ソフトの図鑑が追加。たとえば、『ソード・シールド』で捕まえたポケモンを「Pokémon HOME」につれていくと、全国図鑑に加えて『ソード・シールド』のガラル図鑑にも登録されるそうだ。ソフト図鑑は、アップデート後に「Pokémon HOME」のボックスにいるポケモンが登録される。

また機能としては、実績およびシールが追加。「Pokémon HOME」で特定の条件を満たすと実績達成となり、入手したシールはプロフィールの編集に使用できるそうだ。アップデート時には、連携を記念したプレゼントも配布予定となっている。「Pokémon HOME」を『Bダイヤモンド・Sパール』と連携すると、隠れ特性のナエトル、ヒコザル、ポッチャマがもらえる。『アルセウス』と連携すると、がんばレベル最大のモクロー、ヒノアラシ、ミジュマルがもらえるそうだ。

「Pokémon HOME」のアップデートは近日配信予定となっている。