『ポケモン』ダイパリメイクで「ミラクル交換」が解禁され盛り上がりの兆し。ランダムにポケモンを送りあう、ドッキドキのオンライン体験 


株式会社ポケモンは3月17日、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(以下、ポケモンBDSP)の更新データ(Ver. 1.3.0)を配信した。同アップデートでは、『Pokémon LEGENDS アルセウス』連動イベントが追加。『Pokémon LEGENDS アルセウス』のセーブデータがあるNintendo Switch本体のユーザーで、『ポケモンBDSP』を起動すると、幻のポケモン・アルセウスと出会える特別なイベントを楽しめるようになった。 
 

 
一方、もう一つ実装されたのが通信交換機能「GMStation」の追加だ。同機能では、コトブキシティの施設GMStationが利用できるように。インターネットを使ったポケモンの通信交換ができるようになった。そこで利用可能となったのが、「ミラクル交換」だ。ミラクル交換では、まずプレイヤーが交換に出すポケモンを決定。そののちに、インターネットを使って交換相手とマッチングし、交換をおこなうことになる。つまり、相手からポケモンが送られてくるまでは何がくるのか分からないという仕組みだ。本機能は『ポケットモンスター X・Y』で初登場し、その後のシリーズでも継承。『ポケモンBDSP』では発売からやや遅れて、アップデートにて実装されたかたちだ。 

ミラクル交換の醍醐味は、何といってもポケモンが送られてくるまでのドキドキ感だ。自分の側で余ったポケモンを送れば、思いがけずレアなポケモンが送られてくる可能性もあるかもしれない。手軽さやランダム性がもたらす楽しさから、SNSではミラクル交換に精を出す人々の姿が見られる。たとえば、欲しいポケモンがくるまで粘ってミラクル交換をし続けるのは楽しみ方の一例といえる。 

予想だにしない出会いもミラクル交換の醍醐味の一つ。たとえば下記のユーザーは、ミラクル交換でウリムーをゲットしたようだ。しかし、単なるウリムーではない様子。なんと、色違いの個体が送られてきたというのだ。ユーザーは戸惑いつつも、喜んで受け取っている。これとは別に、国内のとあるユーザーも色違い入手報告を投稿。この世界のどこかには、色違いをミラクル交換に出す太っ腹なトレーナーも一定数いるようだ。 
 

https://twitter.com/Rycaster/status/1504345976340766721

 
また『ポケモンBDSP』のミラクル交換では、新たにお得なサービスもおこなわれている。本作のミラクル交換では、交換した相手の所在地が地球儀上に表示され、1~3桁の数字「ポイント」で示される。たとえば日本の北海道はポイント1、オーストラリアの南東部はポイント625といった具合だ。そして、世界中のトレーナーと交換をおこない、徐々に地球儀上のポイントを埋めていくと、一定の数が埋まるごとにふしぎなアメをプレゼントしてくれるのだ。実用的な特典もあり、地図を埋めていく楽しさも、嬉しい要素といえるだろう。ユーザーのなかには、なぜか南極大陸とマッチングし戸惑う人もいるようだ。思いがけない出会いも、ミラクル交換の醍醐味といえるかもしれない。 
 

 
『ポケモンBDSP』は、Nintendo Switch向けに発売中だ。

【UPDATE 2022/03/18 16:21】
一部記載について削除





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