VRアクションアドベンチャー『オノゴロ物語 ~The Tale of Onogoro~』発表。紅白の少女が立つ、大正浪漫蒸奇譚

 

国内企業あまた株式会社は1月26日、VRアクションアドベンチャー『オノゴロ物語 ~The Tale of Onogoro~』を発表した。対応プラットフォームについては今のところ明かされていないが、VR専用タイトルになるという。発売時期は2022年春の予定だ。 
 

 
『オノゴロ物語 ~The Tale of Onogoro~』は、「大正浪漫蒸奇譚」をテーマとするVRアクションアドベンチャーゲームだ。本作について今のところ多くは明かされていないものの、すでにティザートレイラーが公開されている。映像では、赤い鳥居に囲まれた地で、紅白の衣装をまとった少女が弓矢を携えて立っている。また次のカットでは、リボルバーピストルに奇妙な装置を取り付けたようなガジェットも登場。日本を舞台に、スチームパンクを取り入れた物語が展開されるのかもしれない。 

本作の開発チームを率いるのは、あまた株式会社の代表を務める高橋宏典氏。同氏は初代『どこでもいっしょ』ディレクターを務めたほか、2019年に発売されたVR 脱出アドベンチャーゲーム『Last Labyrinth(ラストラビリンス)』にてディレクター/プロデューサーを務めたことでも知られる。同作は、謎の館に閉じ込められたプレイヤーが、少女カティアとともに脱出を目指すアドベンチャーゲーム。首の動きで少女に指示を出しながら物語を進めていくなど、「VR時代の新しいアドベンチャーゲーム」をコンセプトに開発された。 

『Last Labyrinth』においては、『人喰いの大鷲トリコ』にてゲームデザイナーを務めた渡邉哲也氏や、『ICO』『ワンダと巨像』でキャラクターアニメーターを務めた福山敦子氏、『グランツーリスモ』シリーズに参加したリードエンバイロメントアーティストの草場美智子氏、『スーパーロボット大戦』シリーズに参加したサウンドデザイナーの花岡拓也氏などが参加していた。『オノゴロ物語 ~The Tale of Onogoro~』においても、前作と同じ開発チームが制作を手がけるとのことで、同様の面々が開発を務めるのかもしれない。 
 

 
『オノゴロ物語 ~The Tale of Onogoro~』は2022年春に発売予定だ。 




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