『FF14』パッチ6.05パッチノートが公開。侍の射程が驚異の6mに到達、忍者は突進の呪縛から解放される

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スクウェア・エニックスは1月4日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のパッチ6.05をリリースする。大型拡張ディスク「暁月のフィナーレ」における最初の高難易度コンテンツである「万魔殿パンデモニウム零式:辺獄編」や、トレジャーハントダンジョン「宝物庫 エキサイトロン」が実装されるようだ。また、高難易度コンテンツの実装にともなってのジョブ調整もおこなわれる。本稿ではこのジョブ調整について注目し、パッチノートを紐解いていく。

ジョブ調整関連で注目すべき点として、かねてから不評だった忍者の突進技が挙げられる。忍者がレベル90で習得する月影雷獣爪と月影雷獣牙は、どちらも「対象に急接近」するスキルだ。月影コンボ時は2つの技を交互に使用するのだが、戦闘中に敵に6連続で突進しなければならないことが不満点として挙げられていた。パッチ6.0時点で実装されていた極コンテンツには頻繁にバインドを付与してくるボスもおり、バインド中は接近技を使用できないことも不満に拍車をかけていた。パッチ6.05の調整では、月影雷獣牙から接近効果を削除。さらにコンボ中は月影雷獣爪と月影雷獣牙のどちらかを選べるように調整され、忍者は無事に突進の呪縛から開放されたようだ。
 

 
ナーフ項目としては、リーパーのアルケインクレストの回復量が100から50に減少した。パーティー全体に付与できる継続回復効果として注目されていたが、強すぎるという意見もあり効果が半減されたようだ。とはいえ、アルケインクレストは火力には関与しない純粋なヒール支援アクションである。「暁月のフィナーレ」新ジョブのリーパーは実装当初から人気を集めていたが、火力調整がなかったことでパッチ6.05の高難易度コンテンツでも引き続き活躍できそうだ。

純粋に数値での強化がおこなわれるジョブは竜騎士と召喚士の2ジョブ。いずれもアクションに数値のアッパー調整が加えられており、使用感はそのままに火力アップが見込めるだろう。また、踊り子の一部アビリティがウェポンスキルに変更されたことで、モンクやリーパーなど、パーティーメンバーのウェポンスキル使用をトリガーとするアクションをもつジョブへの恩恵がありそうだ。

利便性が向上するような調整としては、モンクの必殺技関連技と学者のフェイユニオンが挙げられる。モンクの必殺技は敵に攻撃が命中しなくとも各種リソースが付与されるようになった。学者のフェイユニオンは射程が伸び、広いフィールドでも気にせずに使用できるようになりそうだ。また、フィードバックとしてはあまり見かけなかった項目ではあるものの、侍の居合技の射程も3mから6mに伸びている。
 

 
忍者の突進技をはじめ、多くのジョブ調整がおこなわれる『FF14』のパッチ6.05。高難易度コンテンツである「万魔殿パンデモニウム零式:辺獄編」が実装され、多くのプレイヤーが熾烈な戦いを繰り広げることだろう。また、「暁月のフィナーレ」最初の高難易度コンテンツということもあり、どのチームがワールドファーストを獲得するのかにも注目が集まる。海外の『FF14』配信チャンネル「MogTalk」が主催する非公式のチャリティレースにも多くのチームが登録しており、弊誌が過去にインタビュー(関連記事)した日本のレイドチーム「One Ace」も出場するようだ。零式に挑む方もそうでない方も、お祭り騒ぎとなるこの時期を楽しもう。なお、『FF14』は現在はパッチリリースにともなってのメンテナンス中で、このメンテナンスは19時に終了する予定だ。 パッチノート全文についてはこちらを参照してほしい。

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