『崩壊3rd』国内向けのSteam版発表。『原神』の開発元が手がける、美少女3Dアクション


中国のゲーム開発会社miHoYoは10月14日、『崩壊3rd』Steam版を発表した。Steamのストアページによると2021年10月配信開始予定。また、国内『崩壊3rd』公式Twitterアカウントによると、スマートフォン版とのゲームデータの共有には対応していないようだ。

『崩壊3rd』は、『原神』の開発元であるmiHoYoが手がかる3Dアクションゲームだ。本作の舞台は、崩壊と呼ばれる未知の力が人類文明を何度も葬ってきた世界。崩壊は、人類文明が前進するほど意志が強まる特性を持っており、ある時人型の生物を誕生させる。常識を遥かに超えた存在「律者」と、崩壊に侵食された世界を守ろうとする人類の戦いが繰り広げられようとしていた。プレイヤーは、対崩壊実践チーム「ヴァルキリー部隊」の艦長として、戦乙女たちと共に戦うことになる。


戦闘ではプレイヤーが戦乙女たちを直接操作し、攻撃を回避しつつ、通常攻撃や必殺技を使って敵を倒していく。戦乙女たちには、それぞれ特徴的な攻撃スタイルが設定されている。タイミングよく敵の攻撃を回避すると発生する極限回避や、条件を満たした状態で発生する特殊な出場スキルなども搭載されており、スタイリッシュでダイナミックなアクションが展開される。またコンテンツとしては、期間限定イベントや自由にフィールドを歩き回れるといった遊びも用意されている。


本作は、グローバル向けにはPCでもリリースされていたものの、国内向けの提供はiOS/Androidに限られていた。Steam版の登場によって、iOS/Androidに加えてPCでも『崩壊3rd』がプレイ可能となる。『崩壊3rd』国内向け公式Twitterアカウントのツイートによると、Steam版はiOS/Android版とのゲームデータの共有には未対応。Steamストアページでは、部分的なコントローラーサポート対応との記載があり、パッドでもゲームが遊べそうだ。そのほか、クロスプラットマルチプレイヤーといった記載も同ストアでは確認できる。

またSteam版の最低/推奨スペックが公開されている。『原神』と比較すると、最低スペックはグラフィックボードが同等か『原神』より少し高めで、推奨スペックは『原神』より低めに設定されている。そのほか国内向けのSteam版とは別に、グローバル向けの『Honkai Impact 3rd』Steam版も発表されている。

『崩壊3rd』国内向けPC版は、Steamにて配信予定だ。Steam版とは別にPC版も予定されており、PC版ではmiHoYo通行証によるスマホ版とのデータ共有などにも対応するという。PC版の詳細は後日発表されるとのことだ。