『ノーマンズスカイ』にて、プレイヤーの顔を全部同作の“開発者”に置き換えるMod出現。本人も「今すぐ消せ」と苦笑ぎみ

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『No Man’s Sky(ノーマンズスカイ)』にて、奇妙なModが登場しているようだ。そのインパクトの強さから、思わず開発者もリアクションをとばしている。

本作は2016年に発売された、自動生成される宇宙を舞台とするSFゲームだ。彼方にある数々の恒星が登場し、それぞれが生命を持つ複数の惑星をもっている。プレイヤーは好きな惑星に降り立ち、探索。宇宙船や武器、スーツのアップグレードをしながら、自由に宇宙の旅を続けていくのだ。発売直後は、内容の薄さを指摘されるなど評判が芳しくなかった本作。しかし数年をかけて無料アップデートを重ね、2018年の大型アップデート「NEXT」では高い評価を獲得。徐々にファンからの信頼を勝ち取り、今月頭の大型アップデート「PRISM」配信直後はSteam版の同時接続数2万人弱を記録している(Steam Charts)。

こうした『ノーマンズスカイ』の長い旅路を支えてきたのが、開発元であるHello Gamesの共同設立者、Sean Murray氏だ。同氏はCriterion Gamesでリードプログラマー、Kuju Entertainmentでテクニカルディレクターを務めたのち、2008年よりHello Gamesの立ち上げに携わる。『ノーマンズスカイ』ではリリース前からプロモーションに携わっており、一時期は「製品版に含まれない要素をプロモーションしていた」との批判を浴びるも、数年間にわたり本作の看板を背負い続けてきた。ファンにとっては、長年シリーズとともに歩んできた開発者の顔として認識される人物である。

*1分20秒より、The Game Awards 2020にて『ノーマンズスカイ』が「Best Ongoing Game」を受賞した際のMurray氏。


そんなMurray氏の「顔」が、いまフィーチャーされている。『ノーマンズスカイ』といえば、PC版におけるMod界隈の活況も特徴の一つ。惑星のバイオームを作り変えるものやグラフィックを改変するものなど、多くの作例が並ぶなか、異彩を放っているのが「Sean Murray’s Head」である。同Modはその名のとおり、「Sean Murray氏の頭」を配布する素材。3Dモデルで再現されたMurray氏の顔を、『ノーマンズスカイ』に取り込んで自由に使えるようにしているのだ。栗毛色のヘアや口ひげなど、Murray氏本人の顔立ちを見事に再現した作品となっている。

そして、同素材を活用して作られたModが「Everyone is Sean」である。こちらは『ノーマンズスカイ』のプレイヤーの顔をすべてMurray氏に置き換えてしまうというMod。一堂に会したプレイヤーたちの頭部が一様にダンディな笑顔に置き換えられてしまうさまは、なかなかインパクトがある光景だ。同Modの強烈さは、Murray氏本人にもリーチ。同氏のTwitterにて、「このModをインストールしないように。今すぐこれを消しなさい」と、鬼気迫る様子で同Modを“イジって”いる。

『ノーマンズスカイ』は先述のとおり、リリース直後の悪評から時間をかけて高評価作品へと成長してきた。ファンにとっては、長年作品の情報発信を続けてきたMurray氏の顔は印象深いものであろう。今回のModは、『ノーマンズスカイ』とともに歩んできた同氏に対する、茶目っ気たっぷりのリスペクト表現と受け取ることもできるかもしれない。「Everyone is Sean」Modはこちらからインストール可能。『ノーマンズスカイ』はPC(Steam)/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中だ。

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