非対称対戦サバイバル『バイオハザード レジスタンス』最新アップデート配信開始。新規スキルパス追加やランクキャップ調整を実施

 

カプコンは9月3日、『バイオハザード RE:3』に収録している非対称対戦サバイバルホラーゲーム『バイオハザード レジスタンス』向けに最新アップデートを配信した。すべてのサバイバーとマスターマインドに新たなスキル分岐を用意するなどの追加要素を導入し、また調整・修正をおこなっている。

まず、サバイバー側のキャラクターへの追加要素は以下のとおりだ。

サム
・パッシブスキル「格闘家」に新規スキルパス「リミットブレイク」を追加しました。体力が低ければ低いほど攻撃力が上昇する。
・パッシブスキル「アドレナリン」に新規スキルパス「背水の陣」を追加しました。体力が低ければ低いほど「鋼の拳」のクールダウン時間が減少する。

マーティン
・パッシブスキル「DIY技術」に新規スキルパス「光るモノ」を追加しました。閃光手榴弾やフラッシュバン使用時にクリーチャーのバフを4つ無効化する。
・パッシブスキル「爆発物処理班」に新規スキルパス「EODスーツ」を追加しました。トラップ解除中や地雷設置中の被ダメージを減少させる。また、解除後、設置後に少しの間移動速度が上昇する。

タイローン
・パッシブスキル「消防士の心得」に新規スキルパス「クリアリング」を追加しました。ロックされたドアを蹴破った後一定時間、被ダメージが大幅に減少する。
・パッシブスキル「ストイック」に新規スキルパス「ディフェンシブ」を追加しました。クリーチャーやB.O.W.から受けるダメージが減少する。

ジャン
・パッシブスキル「放電弾」に新規スキルパス「こそ泥」を追加しました。作動中の監視カメラ攻撃時に少量のアンブレラクレジットを獲得する。
・パッシブスキル「サイバー・マンデー」に新規スキルパス「ランサムウェア」を追加しました。EMPを使用すると武器ボックスに無料アイテムが出現する。

ヴァレリー
・パッシブスキル「生化学知識」に新規スキルパス「ワクチン」を追加しました。自分と周囲の仲間はブルーハーブや感染治療スプレーの効果持続中、新たに感染しなくなる。
・パッシブスキル「危険物知識」に新規スキルパス「ハンドガンの強化弾」を追加しました。マチルダとMUP、クイックドロウ・アーミーのダメージとノックバックが増加し、クリーチャーを部位欠損させやすくなる。ただし、リロード時の弾薬消費が1発ごとに1増加する。

ベッカ
・パッシブスキル「ブルズアイ」に新規スキルパス「シルバーバレット」を追加しました。マガジンが満タンの場合、最初の1発は必ずクリティカルヒットになる。(強力武器使用時と銃弾の嵐使用時は除く)
・パッシブスキル「ラッキードロップ」に新規スキルパス「弾薬管理」を追加しました。ライトニングホークとW-870をリロードした時の弾薬を1発ごとに1減少させる。ただし、倒したクリーチャーは弾薬をドロップしなくなる。

ジル
・パッシブスキル「強襲部隊」に新規スキルパス「メディック」を追加しました。「S.T.A.R.S.装備」がフルチャージ状態の時、仲間の蘇生にかかる時間が大幅に減少し、蘇生時に少量の体力を回復する。
・パッシブスキル「特殊部隊」に新規スキルパス「ターゲット捕捉」を追加しました。レティクルが完全に縮小した状態でダメージを与えると、「S.T.A.R.S.装備」のクールダウン時間が減少する。

そして以下はマスターマインド側のキャラクターの追加要素である。

アネット
・パッシブスキル「突然変異」に新規スキルパス「V-ACT」を追加しました。強化されたクリーチャーは倒れてもすぐに起き上がり、死んだフリをしなくなる。また、移動できない内にノックバックされなくなる。
・パッシブスキル「ゾンビの審判日」に新規スキルパス「エプシロン系統」を追加しました。ゾンビ犬とリッカーの体力と攻撃力を大幅に上昇させる。

ダニエル
・パッシブスキル「嗜血」に新規スキルパス「不自然淘汰」を追加しました。破裂ゾンビの「自爆」の爆発範囲とピエロゾンビの「絶叫」の範囲を拡大する。また、カジノゾンビの「切り裂く」で奪うアンブレラクレジットが増加する。
・パッシブスキル「人形使い」に新規スキルパス「精神力」を追加しました。スレイブ化中、クリーチャースキルのクールダウン時間が大幅に減少する。

アレックス
・パッシブスキル「バイオハザード」に新規スキルパス「プロトタイプ T-フォボス」を追加しました。サバイバーの感染度が高ければ高いほど受けるダメージが増加する。
・パッシブスキル「潜む悪」に新規スキルパス「シンクロナイズ」を追加しました。トラップが他のトラップやクリーチャーへ影響しなくなる。また、E.I.S.使用時は視界内のすべてのトラップが爆発する。

スペンサー
・パッシブスキル「アンブレラの技術」に新規スキルパス「EMパルス」を追加しました。電磁シールドが存在時、分解フィールドのクールダウン時間を大幅に減少させる。
・パッシブスキル「バイオ活性化」に新規スキルパス「パラケルスス・ジェネレーター」を追加しました。一定間隔で手札のコストを減少させる。

ニコライ
・パッシブスキル「捕食者」に新規スキルパス「U.B.C.S.モニター」を追加しました。クリーチャーに攻撃されているサバイバーをターゲット化し、攻撃力を低下させる。
・パッシブスキル「銃器スペシャリスト」に新規スキルパス「ウォッチドッグ」を追加しました。銃器カードを使用する際、近くにランダムなクリーチャーが1体自動的に配置される。

これら追加要素のほか、各キャラクターのランクキャップの調整も実施。サバイバー側はランク20で、マスターマインド側はランク19ですべてのスキルを取得できるようになっている。


このほか、サバイバーのスキンが14種類追加。プロレスラーをモチーフにしたスキンシリーズのカラーバリエーションや、「プレアポカリプス」と呼ばれるスキンシリーズだ。また、応援団風のクリーチャースキンも4種類追加されている。さらにジェスチャーが5種類、ゾンビジェスチャーが2種類、落書きが15種類新たに用意された。

『バイオハザード RE:3』は、今年4月3日の発売からわずか5日間で200万本を出荷する大ヒットを記録。その同作にオンライン対戦モードとして収録された『バイオハザード レジスタンス』だが、プレイヤー数が徐々に減っている状況にあるようだ。Steam版のみの数字ではあるが、ローンチ当時には約4200人の同時接続プレイヤー数を記録していたものの、8月には230人まで減少(Steam Charts)。今回のアップデートでは、新規スキルパスの追加のほかランクキャップの引き下げをおこなっており、こうした状況にテコ入れしようという意図がある模様。プレイヤーにどのように受け止められるのか注目である。

バイオハザード レジスタンス』を収録する『バイオハザード RE:3』は、PC(Steam)/PS4/Xbox One向けに販売中だ。