『バイオハザード RE:4』全世界販売本数500万本突破。高評価と「ザ・マーセナリーズ」配信などが売上を後押しか

 

カプコンは7月20日、『バイオハザード RE:4』の全世界販売本数が500万本を突破したことを発表した。発売から約4か月での記録達成となる。


『バイオハザード RE:4』は、2005年に発売されたサバイバルホラーゲーム『バイオハザード4』を原作としたリメイク作品だ。オリジナル版での方向性を活かしつつ、ストーリーの再構成や、最新のビジュアル表現で掘り下げられたグラフィック、現代的にリファインされた操作感が導入。ゲームプレイにおいては、ナイフでのパリィといった新アクションなど、新たな要素も複数追加されている。

『バイオハザード RE:4』は、シリーズ作品でも人気の高い『バイオハザード4』のリメイクとあって、事前注目度も高い作品となっていた。リリース直後には、Steamにてピーク時同時接続プレイヤー数16万8191人を記録(SteamDB)。またSteamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で5万3000件以上のレビューが寄せられ、うち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。


このたび本作の全世界販売本数が500万本を突破したことが発表された。本作は3月24日の発売後2日間で全世界販売本数が300万本を記録していたことが明かされており、そこからさらに200万本の売上を伸ばしたかたち。カプコンは今回の発表において、本作の好調な売れ行きの理由について、ユーザーからの高評価のほか、4月7日に無料配信されたDLC「ザ・マーセナリーズ」の配信などが販売を後押ししていたと推察している。

ちなみに前作リメイク版にあたる『バイオハザード RE:3』は発売から約2年となる2022年2月時点で、全世界出荷本数が500万本を突破していたことが明かされていた。こちらの数値報告は「出荷」であったが、今回の発表は「販売」ベース。発売後約4か月で達成したことを踏まえるとさらなる勢いを感じさせる。なお『バイオハザード RE:2』については発売後約3年半をかけて全世界販売本数が1000万本を記録している。『バイオハザード RE:4』が今後売り上げを伸ばし、この記録を追い抜くかどうかも注目されるところだろう。

『バイオハザード RE:4』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。