インディーデベロッパーのTommy Keys氏は4月25日、見下ろしワンコシューター『Fully Dogomatic』を正式発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。リリース予定日は未定。本作はプロトタイプがitch.ioにて公開されており、フルバージョンがSteamにて配信されるかたちだ。
『Fully Dogomatic』は、犬の大群が四方八方から押し寄せるなか生き延びることを目指す、見下ろし型視点のシューティングゲームだ。プレイヤーは銃を操ることができる超能力コーギーを操作し、銃を装備したり改造したりしながら、敵の猛攻から生き延びて行くことを目的とする。Steamストアページの映像からはピストルやアサルトライフル以外に、ショットガン、スナイパーライフル、グレネードランチャーなどの銃火器も確認することができる。
本作のゲームプレイは、『Vampire Survivors』系のシステムが導入されている。プレイヤーは拾い上げた銃をコーギーに装着することで、コーギーの戦闘力を高めることができるようだ。なお銃を装着する位置は変更ができないため、銃火器に応じてバランスよく配置していくことが生き延びていくコツとなるだろう。銃火器はバレルを装着したり、ソードオフにしたりといったカスタマイズも可能となるようだ。カスタマイズすることで、銃弾の数や飛距離、火力などが変わるのかもしれない。プレイヤーのゲームスタイルに応じて、武器を改造していく楽しみもありそうだ。
本作を制作したTommy Keys氏はitch.ioにてブラウザゲームなどを中心に開発・公開してきたゲームデベロッパーだ。直近では魚になりきる「Fishlike」を発表している。『Fully Dogomatic』は同氏がitch.ioにてブラウザゲームとして公開してきたタイトルだが、Steamでの発表を機に、完全版としてのリリースが発表されたかたちだ。
『Fully Dogomatic』は、PC（Steam）にて配信予定。超能力コーギーが活躍する本作が気になった人は、ぜひ本作のブラウザ版をitch.ioでプレイし、ウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。
