Nintendo Switch版『どうぶつの森』延期を謳う虚偽の映像の存在が確認される。“雑すぎる編集“はすぐ見破られる結果に

昨日6月6日、「Nintendo」を謳うユーザーによる『どうぶつの森』延期を告知する偽映像がYouTubeに投稿された。映像では、任天堂の企画制作本部長である高橋伸也氏らしき人物が登場。挨拶をしたのち、突如『どうぶつの森』のロゴデザインが登場し、何を指すのかも不明な“本作”を延期すると告知。ファンが求める品質に届いていないとし、開発体制を見直し“本作”を2021年に発売すると発表した。

何が「本作」なのかもわからず、いきなり日本語が飛ぶ意味不明の映像。それでいてどこか既視感がある。そう、この映像は2019年1月に任天堂が『メトロイドプライム4』の開発を再スタートするにあたって告知した映像を切り貼りしたものである(関連記事)。申し訳程度に「どうぶつの森」のロゴデザインを表示させ、英訳においては「Animal Crossing(どうぶつの森)」の単語を出しているものの、ほとんどが同映像の流用だ。一度この動画を見たことがあるならば、すぐにピンとくることだろう。

同映像を知らずとも、映像を見た日本人ならば開始18秒の急すぎる展開に強烈な違和感を覚えるはず。また任天堂の公式の割には、投稿映像は同映像のみと胡散臭さこの上なし。もちろんこのいい加減さに気づくのは、海外ユーザー/メディアも同じ。映像が出た後すぐにGamesraderNintendo Lifeはすぐさまこの“ニセ映像”を見破り、デマであると注意喚起。Twitterを検索しても、騙されてしまったユーザーはごくわずか。あらゆる点で雑すぎるこの虚偽映像は、信じる人が多く現れる前の段階で、すぐさま鎮火される結果となった。もちろん任天堂は『どうぶつの森』の延期など発表していない。今年発売である同作の続報の期待する人々は多く、そうしたユーザーを騙す狙いがあったのだろう。しかし、再生数も伸びておらず、結果的に不発に終わってしまった。

なおニンテンドー・オブ・アメリカは6月6日、E3期間中には『ポケットモンスター ソード・シールド』と『ゼルダの伝説 夢をみる島』『ルイージマンション3』、そして『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3』がプレイアブル出展されると明かしている。こちらの情報は、正確である。E3を前に興奮する人々がいれば、その気持ちを弄ぶユーザーも現れる。今こそ、一次ソース確認や情報の正確性を疑うリテラシーを持つことが重要になるだろう。

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