アクションTPS『World War Z』東京の街にて大量に押し寄せるゾンビと戦う最新映像公開

 

パブリッシャーのFocus Home Interactiveは3月27日、Saber Interactiveが開発するアクションシューター『World War Z』の最新トレイラーを公開した。本作は、マックス・ブルックス氏の小説をもとにした、2013年公開のブラッド・ピット主演映画「World War Z(ワールド・ウォー Z)」のゲーム版である。

『World War Z』では、人間がゾンビ化するという謎の疫病が蔓延し、そのゾンビに噛まれた人間もまたゾンビになってしまい、世界規模で爆発的に疫病が広まる世界を描いている。プレイヤーは、Gunslinger・Hellraiser・Slasher・Medic・Fixer・Exterminatorといった、それぞれ固有のプレイスタイルやPerkを持つクラスのキャラクターを選択し、最大4人でのローカル/オンライン協力プレイにて無数のゾンビに立ち向かう。また、チーム制のPvPvZ(プレイヤー対プレイヤー対ゾンビ)マルチプレイも収録される。

これまでには、モスクワやニューヨーク、エルサレムでの戦いが紹介されてきた。当初はこの3つのロケーションを収録して本作を発売する予定だったそうだが、ファンからの要望を受け、新たに日本の東京を追加して発売することが決定。今回、その4つ目のキャンペーンストーリーの概要が紹介されている。世界規模のアウトブレイクを受けて、日本政府は国民に避難命令を出しており、ボランティアの捜索救難チームとなったプレイヤーは、東京港へと避難する市民を守るためにゾンビの群れと戦う。

今回の映像では日本語の歌が流れる中、住宅街や市街地、港などにて、無数に押し寄せるゾンビと戦う様子が紹介されている。おかしな日本語の看板などが散見され、東京というより神奈川県の新子安周辺であるかのような標識も見られるが、一般住宅の様子などは、海外制作の作品としては日本らしい風景をなかなかリアルに再現している方だと言えるのではないだろうか。そして、バリケードを構築したり、ライフルやRPGなどの各種銃器や近接武器などで、仲間と協力してゾンビに対抗する壮絶なゲームプレイを確認できる映像となっている。東京でのミッションは2つのチャプターが発売時にプレイ可能となり、発売後にはボーナスミッションが無料配信されるとのことだ。

『World War Z』は、Epic Gamesストアおよび海外PlayStation 4/Xbox One向けに、4月16日発売予定だ。