『レッド・デッド・リデンプション2』登場人物やロケーションに関する最新情報公開。前作の主人公ジョン・マーストンの紹介も

 

Rockstar GamesのPS4/XBO用最新作『Red Dead Redemption 2(レッド・デッド・リデンプション2)の公式サイト(キャラクター紹介ページロケーション紹介ページ)が更新され、主人公が所属するギャング団「ファン・デル・リンデ」(ダッチ・ギャング)の一味や、旅先で訪れる米国ニューハンプシャー州のロケーションに関する最新情報が公開された。

『レッド・デッド・リデンプション2』は西部開拓時代末期を舞台としたオープンワールドゲームのシリーズ新作。前作から時を遡り、新たな主人公アーサー・モーガン(Arthur Morgan)およびアーサーが所属しているギャング団「ファン・デル・リンデ」(ダッチ・ギャング)の物語が描かれる。フロンティアの消滅とともにガンマンと無法者が姿を消しつつある時代の変わり目にて、近代化の波から逃れるようにダッチ・ギャングは当局から逃亡し、アメリカ中部(ハートランド)およびフロンティアの過酷な大自然を旅する。

※2018年8月に公開された公式ゲームプレイ動画

ダッチ・ギャングというと、前作の主人公ジョン・マーストンが所属していた組織であり、今回の最新情報でもジョン・マーストンの紹介文がばっちり含まれている。孤児として生活していた12歳の時にダッチに拾われ、ギャングの一味となったジョン。主人公アーサー・モーガンと並んで、リーダーのダッチが最も目をかけている存在だ。ジョンの妻アビゲイルと息子ジャック・マーストンも紹介されている。

そのほか夫を殺した犯人への復讐を誓う未亡人Sadie Adlerや、派手な装いのペテン師Josiah Trelawny、メキシコの革命家Javier Escuella、オーストリアからやってきた貸金業者Leopold Strauss、アイルランド出身の強盗Sean MacGuireなど、移民が増え始めた19世紀末という時代背景ともマッチした、出身国も生い立ちも異なるメンバーが揃っている。

またウェストエリザベスの森、アンバリーノの山々、ニューハノーバーの平原、ルモワンの沼地など大自然が広がる『レッド・デッド・リデンプション2』の世界で訪れることになる町や地域に関しても紹介されている。商人やカウボーイなどが遠路から集うハートランドの荒れくれた町バレンタイン、劣悪な労働環境により過酷な暮らしを送っている炭鉱町アンズバーグ、資産家・労働者・物乞い・泥棒たちが隣り合わせに暮らしている商業地サンドニ、地主として栄えた2つの旧家が対立している南部の町ローズ、小さな林業の町ながら地元民の反対を押し切り観光業による町おこしを試みているストロベリーなど、それぞれ異なる事情を持っている。

Rockstar Gamesは今回の発表用のプレスリリースにて、Rockstar San DiegoのアートディレクターJosh Bass氏およびRockstar NorthのアートディレクターAaron Garbut氏が海外メディアとのインタビューの中で語った次の言葉を引用している:

「我々は、世界的に急速に発展し、”近代化”を実現しようとする1899年のアメリカ人の生活を幅広く捉えることを目指しました。」
「それは、下劣な歴史を持つ荒々しい風景でしたが、数々のチャンスに満ちていました」
「ギャングの旅路と壮大なゲームの世界を通して、時代の変わり目を迎えたアメリカのあらゆる側面に、有意義かつ充実味のある方法で触れることができるのです。」

今回公開された情報も、本作が「時代の変わり目を迎えたアメリカのあらゆる側面に、有意義かつ充実味のある方法で触れることができる」タイトルであることを示す一例と言えるだろう。『レッド・デッド・リデンプション2』の対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One(後者はダウンロード版のみ)。2018年10月26日に国内外同時リリース予定となっている。