『ゼノブレイド2』新たなレアブレイド「ハナバスター」と、『ゼノサーガ』の「T-elos」追加へ。27日より配信


モノリスソフトの高橋哲哉氏は、『ゼノブレイド2』の追加コンテンツとして2体のレアブレイドを配信すると発表した。4月27日に全世界向けに配信される、更新データVer.1.4.0にて実装される。

今回追加されるレアブレイドの一体目は、「ハナバスター」。本作ではおなじみのキャラクターであるハナが、巨大なロボットと協力して戦う新ブレイドだ。デザインを手がけたのはメインキャラクターのデザインを担当した齋藤将嗣氏。作中ではハナはトラのみが扱える人工ブレイドであったが、今回はトラ以外も使用できるとのこと。紫色の髪が特徴なハナが、金髪になっているのは気になるところだ。「エキスパンション・パス」購入者を対象に、クエストをクリアすることで入手できるようなので、注意してほしい。

そして二体目が、『ゼノサーガ』シリーズから登場する「T-elos(テロス)」だ。デザインを手がけたのはCHOCO氏。「T-elos」は『ゼノサーガ エピソードⅢ[ツァラトゥストラはかく語りき]』における「KOS-MOS」のライバルだ。後発機ながら「KOS-MOS」とは因縁があり、すでに『ゼノブレイド2』にはレアブレイドとして参戦している「KOS-MOS」の後を追った形となる。

『ゼノサーガ』シリーズといえば、最近米国にてエピソード3の副題「ツァラトゥストラはかく語りき」がバンダイナムコエンターテインメントにより商標登録されていた(関連記事)。同登録には「ダウンロード型のコンピューターゲーム」という追加の記述があった。関連性はまったく不明であるが、この登録には、エピソード3より登場する「T-elos」の『ゼノブレイド2』への参戦が関わっていた可能性があるかもしれない。

「T-elos」はゲームを一度クリアしたプレイヤーが手に入れることができ、コアクリスタルからの入手となる。ランダムでの入手になるものの、同調率は高めに設定してあるとのことなので、入手難易度が高いとされている「KOS-MOS」よりも容易に入手できるならば、嬉しいところだ。

今年5月以降は、「エキスパンション・パス」を購入いただいたユーザー向けに、新規のクエスト、さらなる新規のレアブレイド、チャレンジバトル、難易度「極」モードなどを随時追加していく予定とのこと。ゲームの作中にもさまざまなトリビュートが隠されており、『ゼノ』シリーズファンへのサービスを欠かさない『ゼノブレイド2』。『ゼノ』タイトルに愛着を持つユーザーは、本作を遊んでみてはいかがだろうか。