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Valveが新小型ゲーミングPC「Steam Machine」でも“互換性認証”を実施すると発表。ゲームが動くか一目でわかる、Steam Deckで実装されていた便利機能
Valveは6月5日、VerifiedプログラムをSteam MachineおよびSteam Frameに拡大することを発表した。

Valveは6月5日、VerifiedプログラムをSteam MachineおよびSteam Frameに拡大することを発表した。これによってユーザーは各Valveデバイスで、ゲームタイトルとの互換性があるかを一目で確認することができる。
Verifiedプログラムとは、現在Steam Deck向けに実装されている、ゲームとデバイスの互換性を判断するシステムだ。これはSteam DeckでSteamストアを開くことで確認でき、ゲームに「Verified(確認済み)」の表記があれば、そのゲームが同デバイス上で快適にプレイできることを証明している。なお検証は互換性レビューとしてValve側が実施している。
検証では、まずSteam OSで実行できるのか、デフォルトの画質設定で良好に動作するのかといったことが項目ごとにチェックされ、項目全てを満たすと「Verified」の表記が得られる仕組み。なお、一部の基準を満たしていない場合は「Playable(プレイ可能)」、完全に対応していない場合は「Unsupported(非対応)」、未検証のタイトルは「Unknown(不明)」として表記される。

Valveは6月5日、このVerifiedプログラムを今夏に発売予定のSteam MachineおよびSteam Frameにも拡大することを発表した。あわせて開発者向けドキュメントのSteamworksも更新されている。
Steam MachineはLinuxベースのSteamOSを搭載した、据え置き型ゲーミングPCだ。同製品向けにこの度、独自の検証システム「Steam Machine Verified」が発表された。同Verifiedプログラムは箱から出してすぐのユーザーエクスペリエンスを重点に置いており、たとえばデフォルト設定のグラフィックでのパフォーマンスなどを確認する。こうした検証は同じSteamOSを実装するSteam Deckの場合と大きく変わらないそうで、Steam Deckで認証済みのゲームは、Steam Machineでも必ず認証済みとなるという。
ただし、Steam MachineはSteam Deckの約6倍のハードウェア性能を備えているため、Steam Deck上ではCPUやGPUの性能が原因でうまく動作しなかったタイトルでも、Steam Machineでは問題なく動作する可能性がある。そのためSteam Deckでは「Verified」を得られなかったタイトルも、Steam Machineでは認証が得られる可能性があるようだ。

一方のSteam Frameはスタンドアロン機能を搭載したVRヘッドセットだ。主にPCからのゲームストリーミング用のVRヘッドセットとして設計されているが、SteamOSを搭載したPCでもあり、他の機器に接続されていなくてもヘッドセットだけでゲームを実行できる。同デバイスには「Steam Frame Standalone Verified」という独自のプログラムが用意されており、こちらもユーザーがデバイスを箱から取り出してすぐに、スタンドアロンモードで得られる体験に焦点を当てている。
認証の基準については、デフォルト設定のグラフィックで良好なパフォーマンスが得られるかどうか、テキストとUI要素が内蔵ディスプレイで明確に判読できるか、またデフォルトのコントローラー設定がSteam Frame Controllerに対応しているか、といったことが確認される。なおこれらのテスト基準はVRタイトルとVR以外のタイトルの両方に対して同様に適用されるとのことだ。
VerifiedプログラムはもともとSteam Deckの互換性を判別するシステムだったが、これら新規デバイスにおいてもそれぞれ独自の認証制度が実装されることが発表されたかたち。Valveデバイスはそれぞれハードウェアのスペックが異なるが、この機能の実装により分かりやすいかたちで、Steamで各デバイスに対応しているゲームを探すことが出来そうだ。
なおSteam MachineおよびSteam Frameは、当初は2026年初頭を発売予定日としていたが、AI需要によるPCパーツの高騰をうけて発売時期を延期。6月5日、今夏の発売を予定していることが告知されている。
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