『PUBG』Xbox One版のパブリッシャーがMicrosoftに決定。PC版は800万セールス突破

 

Blueholeは8月20日、Xbox One版『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)のパブリッシャーがMicrosoftに決定した旨を発表した。Xbox One版の存在は「E3 2017」にて正式アナウンスされたもので、当時と変わらずコンソール版のローンチ独占(Console launch exclusive)と表記されており、Xbox Game Previewプログラムを利用して2017年内にリリースされる予定だ。また「Xbox @ gamescom Live」に登場したBrendan Greene氏は、Steamで早期アクセス販売中のPC版が800万セールスを突破したと伝えている。

※「E3 2017」で公開されたアナウンス・トレイラー

Xboxの独占表記については、過去に『Rise of the Tomb Raider』の「Xbox独占」(実際は時限独占であった)の意味を巡って混乱を招いた事例があったが、『PUBG』においては発表当時からコンソールローンチ独占であることが明確になっている。なお6月の「E3 2017」にてGameSpotのインタビューに応じたXboxのPhil Spencer氏によると、Xbox Oneのコンソールローンチ独占とは、コンソールにて先にリリースされるのがXbox Oneという意味であり、他プラットフォームでの展開はデベロッパー次第となる。時限独占とほぼ同意であるが、『PUBG』のようにPCでローンチ済みのタイトルも存在することから、誤解を招かないようコンソールローンチ独占という表記に変えた経緯がある。ローンチ独占ではなく「Xbox OneとWindows 10独占(Xbox One and Windows 10 exclusive)」という表記であれば、その作品は他プラットフォームでは展開されないことを意味する。

なお『PUBG』のコミュニティ・マネージャーSammie Kang氏によれば、Microsoftがパブリッシングを担当するのは、あくまでXbox One版のみとのこと。現時点ではPC版とXbox One版のローンチにフォーカスしており、他プラットフォームでの展開についてはアナウンスできることはないとしている(該当ツイート)。

ちなみに8月にドイツ・ケルンで開催されるゲームイベント「Gamescom」では、『PUBG』のコンテンツ・クリエイター80人以上を招待し、8月23日から8月26日までの4日間にかけてオフライントーナメント「Gamescom PUBG Invitational 2017」が開催される。賞金総額は35万ドル。マッチの様子は毎日23時(日本時間)より『PUBG』の公式TwitchFacebookYouTubeMixerTwitterにて配信される予定だ。